大迫勇也が植田の決断を激賞!ベルギー移籍は「凄くいい判断をした」「内に秘めているものがあるから大丈夫」

2018年07月15日 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2013年に鹿島でともに戦った後輩に「ガンガンやってほしい」とエールも

大迫も2014年1月に渡欧。異国の地でしか得られないものを知っているからこそ、植田のチャレンジを好意的に受け止めている。(C) SOCCER DIGEST

 7月15日、都内でアシックス主催のイベント「君も!次の世界を狙え!夢の2on2エキシビションマッチ」が行なわれ、スペシャルゲストとして日本代表の大迫勇也(ブレーメン)が乾貴士(ベティス)とともに登場。囲み取材にも応じ、ベルギー1部のサークル・ブルッヘに新天地を求めた植田直通について私見を述べた。
 
 都内でファンと交流を深めている最中、鹿島と日本代表でともに戦った植田が成田空港からベルギーに出発。自身と同じように海外で戦うことを選んだCBに対し、大迫は「凄くいい判断をした」と激賞した。

「海外で揉まれることで、選手としても人間としても一回り大きくなれると思う。上手くいかないことも多いと思いますが、もがきながら成長して欲しい」

 言葉も通じない異国の地で生き抜く大変さと、乗り越えた者でしか分からない充実感。海外生活の酸いも甘いも知る男だからこそ、後輩の行動を手放しで称賛したのだろう。「Jリーグのレベルが低いということではなく、外に出れば揉まれる。行かないと分からないことが多いし、助けてくれる人が多いわけでもないから自分でできるようになる」と大迫は語り、Jリーグで得られないものを掴んで欲しいとした。
 
 日本で味わえない厳しさを求めた植田が今後どのような成長を遂げるのか。最後は「あいつは口数こそ少ないけど、内に秘めているものがあるから大丈夫。ガンガンやってほしいと思う」とエールを送った半端ないストライカーは、可愛い後輩の成功を誰よりも待ちわびている。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb)
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