「僕は家に帰る。ロンドンに帰るんだ」 クルトワはチェルシー残留決断!? 同僚ルカクのインスタ動画でポロり

2018年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「常に状況はオープンだ」と語りながらも…

一番後ろからチームを支えたクルトワ。そんな世界屈指の守護神には、マドリーからの接触も噂されているが……。 (C) Getty Images

【7月14日 サンクトペテルブルク|3位決定戦 ベルギー 2-0 イングランド】

 ベルギーはイングランドとの対戦を2-0で制し、同国史上最高位の3位という結果を残し、ロシア・ワールドカップを終えた。

 エデン・アザールやロメル・ルカク、ケビン・デ・ブルイネなど、攻撃的なタレントの活躍に目が行った今大会の"赤い悪魔"だが、守護神ティボー・クルトワのゴールキーピングも見逃せない。この日も、度々訪れたイングランドの決定的なシュートをことごく止め、シャットアウト勝ちを呼び込んだ。

 そんな26歳の守護神について気になるのが、大会後の去就だ。

 一部では、家族が住むマドリードに拠点を置くレアル・マドリーへの移籍が濃厚視され、当人も今月2日に「時々、子どもが『恋しい』と言ってくる。休みのたびにスペインに行っているけど、簡単な状況じゃない。だから、僕の心はマドリードにある」と移籍を仄めかす発言をしていた。

 今大会最強GKとの呼び声も高いクルトワの去就は、誰もが気になるところだが、その答えが意外なところからこぼれ出た。チームメイトのロメル・ルカクのSNSだ。

 試合後、3位入賞を祝し、スタジアムを練り歩くルカクのインスタグラムのライブ動画に登場したクルトワは、「君はどこへ移籍するの? 君はどこへ行くの?」と聞かれ、「僕は家に帰る。イングランド、ロンドンだよ。ロンドン」と、さらっと解答したのだ。

 この発言の真意は定かではないが、クルトワは取材陣からの去就に関する質問に対して、「何事も常にオープンだ」と語りつつ、改めて自身の考えを明らかにした。

「今は新しい監督と話し合うつもりだ。状況はオープンだよ。決してベンチにいようとは思わないからね。チェルシーに残る可能性かい? 十分にありえるよ。僕はロンドンが好きだからね」

 2014年からチェルシーの正守護神として君臨し続けてきたクルトワは、はたして愛着のあるクラブに残るのか? それとも、他のメガクラブへと旅立つのか? 今夏、彼は一大決心を下さなければならない。
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