７月15日（日本時間・同日24時）、ロシア・ワールドカップはフランスとクロアチアとのあいだで決勝が行なわれる。
 
　世界注視の一戦を前にして、前日、両チームの監督と中心選手が会見に臨み、世紀の対決への意気込みを語った。
 
　史上初のW杯決勝へ駒を進めたクロアチアの背番号10にして精神的支柱のルカ・モドリッチには、個人タイトルへの期待も寄せられているが、彼は母国に初の栄冠をもたらすことだけに関心を抱いているという。彼のコメントは以下の通り。（『L’EQUIPE』より）

 
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（メッシ、C・ロナウド以外の久々のバロンドール受賞者となる可能性も出てきたが？）今は代表チームで成功を収めることに集中している。そういう話題に自分の名前が挙がることは良いことだし、嬉しいことではあるけど、特別に関心は持っていない。それよりも明日、チームが勝ち、トロフィーを掲げられることを願っている。
 
（試合前、チームメイトに何を話すかを聞かれて）あらかじめ話すことを紙に書いて用意するようなことはしないよ（笑）。その時に感じたことを、その通りに話すんだ。
 
（ダリッチ監督について）監督と出会ったから、我々はＷ杯の決勝まで勝ち上がることができた。全ては彼のおかげだ。
 
　監督が就任したのは難しい時期で、当時は予選突破も危ぶまれていた。だけど、監督は我々の気持ちを高め、自信をもたらしてくれた。そこから、我々はウクライナやギリシャ（プレーオフ）に勝つことができた。監督の誠実さや、選手へのアプローチや態度がとても気に入っているよ。