バルサが「ポグバ&カンテ」のダブル獲りに本腰か。大物代理人ライオラが現地入りとも

2018年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

スーパーエージェントが直接“売り込み”か

フランス代表の中盤を支える強力デュオ、ポグバ(左)とカンテ(右)。資金さえ許せば、どのクラブも欲しいコンビだろう。(C)Getty Images

 クロアチアとのワールドカップ決勝を目前に控えるフランス代表。その快進撃を支えている立役者のひとりが、ポール・ポグバだ。その大型MFに関して、気になるニュースが飛び込んできた。英紙『The Mirror』が報じている。
 
 ポグバの代理人はスーパーエージェント、ミーノ・ライオラである。ズラタン・イブラヒモビッチやマリオ・バロテッリ、ロメル・ルカクら数多の名手を顧客に持ち、これまでにもいくつかのメガディールを成立させてきた辣腕だ。そんな大物が今週、バルセロナの練習場を訪れ、精力的な"売り込み"を敢行したという。同紙やスペイン紙『Mundo Deportivo』は「ライオラはポグバの望みを叶えるべく、バルサにその意思を伝えたようだ」と伝えている。
 
 ジョゼ・モウリーヨ政権下のマンチェスター・ユナイテッドで、ポグバは鳴かず飛ばずの日々を送っている。指揮官との関係はかならずしも良好とは言えず、今夏に新天地を求めるのではないかと囁かれてきた。バルサは同じくライオラの顧客であるイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン)に関心を寄せてきたが、彼が売り込んだのはあくまでポグバだったという。

 
 アンドレス・イニエスタが退団し、ヴィッセル神戸へと旅立った。中盤の再構築が急務のバルサにとって、ポグバの入団希望は願ってもない申し出だろう。さらに『The Mirror』によると、「バルサは同じくフランス代表のエヌゴロ・カンテにも狙いを定めている。チェルシー退団の可能性が高まっているからだ」とも記している。
 
 はたしてスペイン王者はこの豪華コンビを釣り上げることができるのか。マンUとチェルシーのリアクションはいかなるものなのか。見逃せない展開になってきた。
 
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