心無いイングランドファンに“返礼”
かつてプレーした国の代表チームの躍進を称賛した悪童だが、過去の“恨み”も忘れなかっていなかったようだ。 (C) Getty Images
イングランドが準決勝で敗北した夜、驚くべき反応をした人物がいる。イタリア代表のFW、マリオ・バロテッリだ。アメリカのスポーツ専門メディア『ESPN』が報じている。
インスタグラムにて準決勝を観戦する様子をアップしたバロテッリは、イングランドの敗戦が決まった後、ストーリーを更新した。
「イングランドのことを愛しているので、とても残念だ。けれど、今まで俺に心無い、愚かなメッセージや暴言をぶつけてきた人たちに向けてこのメッセージを送る。これが答えだ!」
このような文面とともに、ある画像を投稿した。
それは、1996年に発表された代表の応援ソング『Three Lions』の一節、「フットボールが帰ってくる」という意味の「It’s coming home」が掲げられた白い看板の真下で、赤いネオンライトの「IMPOSSIBLE」(不可能)が点滅するというものだった。(※現在は削除済)
インスタグラムにて準決勝を観戦する様子をアップしたバロテッリは、イングランドの敗戦が決まった後、ストーリーを更新した。
「イングランドのことを愛しているので、とても残念だ。けれど、今まで俺に心無い、愚かなメッセージや暴言をぶつけてきた人たちに向けてこのメッセージを送る。これが答えだ!」
このような文面とともに、ある画像を投稿した。
それは、1996年に発表された代表の応援ソング『Three Lions』の一節、「フットボールが帰ってくる」という意味の「It’s coming home」が掲げられた白い看板の真下で、赤いネオンライトの「IMPOSSIBLE」(不可能)が点滅するというものだった。(※現在は削除済)
バロテッリはプレミアリーグのマンチェスター・シティで3年プレーした後、ミランを経て、リバプールに1年半在籍したが、まともな活躍を見せられなかった後者では、とりわけ厳しい声が浴びせられ、これに彼が激怒することもあった。
「準決勝の試合中は、キーラン・トリッピアーのゴールを称賛するほか、両者の戦いぶりを称えるポジティブな言葉も発していた」(『ESPN』)というバロテッリだが、イングランドの敗北を揶揄するような投稿に、一部サポーターからは手痛い言葉がコメント欄に投稿されるなど、反響も様々だ。
近々、日本代表の酒井宏樹が在籍するマルセイユへ移籍するという噂もある悪童の"返礼"は、3位決定戦を控えるイングランド代表に、逆襲の火を点けるきっかけになるだろうか。