「2年前の敗北をまだ消化できていない」 選手&指揮官の両方での優勝に王手のデシャン監督、EUROの雪辱を誓う【ロシアW杯】

2018年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「終盤にもっとゴールを奪えたと思う」

ザガロ(ブラジル)、ベッケンバウアー(ドイツ)に続く偉業を、デシャン監督は成し遂げられるか!? (C) REUTERS/AFLO

【7月10日・サンクトペテルブルク|準決勝 フランス 1-0 ベルギー】

 ベルギーの分厚い攻撃を堅守で抑え込み、セットプレーでのウンティティのヘッド弾による1点を守り切ったフランス。個々のハードワークとチームとしての意志の統一が印象的であり、終わってみれば貫禄すら感じられた試合だった。

 デシャン監督は現役時代の1998年、自国開催の大会にキャプテンとして臨み、最初に黄金のトロフィーを受け取るという栄誉を授かったが、今回は史上3人目となる選手&監督の両方での世界制覇に王手をかけている。

 偉業達成まであと1勝と迫り、指揮官は準々決勝の激闘、そして5日後の決勝について語った。(フランス『L’EQUIPE』紙より)

――◇――◇――

 これは特別な勝利だ。本当の嬉しい。選手たちは皆、若いにもかかわらず、気概、強いメンタリティーを示してくれた。

 とてもハードな試合だった。(CKからのウンティティの)ゴールは良かった。DFの選手が決めたということも含めて。我々は試合を通してディフェンシブに戦ったが、終盤にもっとゴールを奪えたと思う。

 選手やスタッフには脱帽だ。彼らのことを誇りに思う。ここまで49日間、一緒に過ごしてきて、色々なことがあった。

(決勝戦について)我々はまだ、2年前の敗北(EURO2016決勝でポルトガルに0-1で敗北)を消化できていない。
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