「新しい舞台に行く時が来た」C・ロナウド、セリエA“絶対王者”ユベントスへの移籍決定! マドリーが公式発表

2018年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

気になる移籍金と年俸は?

ユーベへの移籍が決定したC・ロナウド。 (C) Getty Images

 ついに、サッカー史に残るエポックメーキングなビッグディールが完遂した。

 現地時間7月10日、レアル・マドリードは、ポルトガル代表FWのクリスチアーノ・ロナウドが、ユベントスへ移籍することを公式サイトで発表した。

 移籍金などの詳細については明らかにされていないものの、イタリア・メディア『Sky Sports』などによれば、移籍金は1億500万ユーロ(約137億1000万円)、年俸3000万ユーロ(約39億円)の4年契約で合意したようだ。

 2009年6月にマドリーに移籍して以来、9年間に渡ってクラブのシンボルとして君臨してきたC・ロナウドは、4度のチャンピオンズ・リーグ(CL)制覇やリーガ・エスパニョーラ2回、クラブ・ワールドカップ3回など、合計16個のタイトルをロス・ガラクティコス(※銀河系軍団の意。マドリーの愛称)にもたらしてきた。

 また個人としても、4度のバロンドールを受賞するなど、世界最高の選手としての地位を確立。通算438試合出場して450ゴールという驚異的なペースで得点を重ね、クラブ歴代最多得点者にもなった。

 前人未到のCL3連覇を成し遂げた昨シーズン終了後に「ここに居られて幸せだった」と語って、マドリーからの退団を示唆。さらにクラブのフロレンティーノ・ペレス会長との関係悪化も噂され、6月頭には新契約を断っていたことが明らかとなっていた。

 
 マドリーは公式サイトで、C・ロナウドも声明を発表。9年間プレーしたクラブへ次のようなメッセージを寄せている。一部を抜粋してお届けしよう。

「マドリーでの年月は、僕の人生の中で最も幸せな時だった。このクラブ、そしてこの街にとても感謝している。僕に愛を贈ってくれたみんなに感謝をしたい。しかし、僕は新たなステージへ踏み出す時が来たと感じた。だからクラブへ移籍を受け入れてくれるようにお願いをした。この決断を特にファンのみんなにはどうか理解してもらいたい。

 この9年間は本当に最高だった。エキサイティング時を過ごせたと思っている。もちろん、難しい時間を過ごしたこともあったけど、僕はここでサッカーを楽しんだことは決して忘れることはない。

 新しいサイクルを迎えるために僕はここを離れる。だけど、このシャツとエンブレム、そしてサンチャゴ・ベルナベウは、どこに行こうといつだって自分のものだと感じ続けるよ。全てこのクラブのおかげで成長できた。9年前に同じことを言ったけど、改めて言わせてもらうよ。Hala Madrid!(頑張れ、マドリー)」
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事