クロアチア代表エースが故郷2000人のファンに自腹で“おごる”大盤振る舞い!【ロシアW杯】

2018年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

以前は消防団にも寄付。その郷土愛が半端ない!

ここまで4試合・1得点とやや黒子役に徹しているマンジュキッチ。大一番に強いFWはイングランド戦で爆発し、故郷のファンに特大の歓喜を運べるか。(C)Getty Images

 クロアチア代表のエースが大盤振る舞いだ。
 
 現地時間水曜日に行なわれるロシア・ワールドカップ準決勝、イングランドvsクロアチア戦に向けて、両チームとも調整に余念がない。
 
 そんななか英メディアがこぞって伝えたのが、マリオ・マンジュキッチのサイドストーリーだ。準々決勝のロシア戦は延長戦でも決着付かず、PK戦でクロアチアに軍配が上がった。そのゲームでマンジュキッチは得点こそなかったもののフルタイム出場を果たし、前線で起点となるなど大いに存在を誇示。生まれ故郷のスラボンスキ・ブラドでは、大々的なパブリック・ビューイングが行なわれ、およそ2000人のファンが大声援を贈った。
 
 地元ラジオ局『Radio Slavonija』によると、なんとユベントスFWはその来場者全員の飲み物代をすべて自腹で支払ったという。その総額は2万5000クーナ(約44万円)。会場のバーで各々が好きなドリンクを注文できたのだ。太っ腹な故郷の英雄に、ファンは大喜びだった。

 
 マンジュキッチの郷土愛は半端ない。以前も町の消防団に対して「いつもありがとう」と2万ユーロ(約260万円)を寄付し、その後もことあるごとにイベントやチャリティーなどに顔を出しているのだ。
 
 準決勝イングランド戦でもパブリック・ビューイングは開催される予定だが、次回はさらに来場者が膨らむだろうか。人口6万の小さな町が、マンジュキッチ・フィーバーに揺れている。
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