カカがミランを退団、古巣サンパウロ経由でアメリカへ

2014年06月30日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

オーランド・シティ入団までの半年間、古巣のサンパウロで。

ミランを退団し、古巣サンパウロを経由して年明けにアメリカに渡る決断を、カカは下したようだ。 (C) Getty Images

 カカはミランを去る。父親で代理人のボスコ・レイチが週明けにミラノを訪れ、6月30日の昼にアドリアーノ・ガッリアーニ副会長と昼食、その後クラブオフィスで契約解消についての正式な手続きを取る見通しだ。
 
 カカはすでに、MLSの新チーム、オーランド・シティと2015年1月からの契約で合意に達している。それまでの去就について、ミラン側は残留する場合には14-15シーズンいっぱい(15年6月まで)の在籍を求めており、その点で両者の意向が一致しなかった。
 
 カカはこの夏にミランを去り、14年末までの半年間、自らが育ったクラブであるサンパウロでプレーする決断を下した。まだ年俸の支払い方法やその他詳細の詰めが残っているとはいえ、ミラン退団は確実になった。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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