「出て行くはずないじゃないか」モドリッチが盟友クリロナの移籍問題に注目発言!【ロシアW杯】

2018年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

年俸3000万ユーロの4年契約とも

6シーズンに渡って名コンビを組んできたC・ロナウド(奥)とモドリッチ(手前)。まだまだ観ていたい黄金のホットラインだ。(C)Getty Images

 ロシア・ワールドカップで20年ぶりのベスト4進出を果たしたクロアチア代表にあって、まさに大車輪の活躍を見せているのが、至宝ルカ・モドリッチだ。クロアチア国内はもちろん、欧米のメディアがこぞってそのハイパフォーマンスを称えており、ゴールデン・ボール(大会MVP)に推す声が後を絶たない。
 
 そんな円熟味を増す32歳の"魔法使い"が、同年生まれでレアル・マドリーの僚友であるクリスチアーノ・ロナウドの移籍について口を開いた。ポルトガル代表のエースはユベントスへの移籍が個人合意に達したとされ、スペイン全国紙『Marca』によると、その待遇は年俸3000万ユーロ(約39億円)の4年契約という破格のものだという。
 
 だが、マドリーでともに栄華を極めたモドリッチは、いまだ信じられないという。スペイン全国紙『as』がその声を伝えている。
 
「まあどうなるか見てみるしかないけど、僕にはどうしても彼が出て行くとは思えないんだよね。世界最高のフットボーラーは、世界最高のチームでプレーすべきでしょ。素晴らしい環境と仲間に恵まれているわけで。まあこれは僕の希望でもあるんだけど、他の欧州のクラブでプレーするなんて想像も付かないんだよなぁ……。まだまだ彼と一緒にタイトルを獲りたいんだ」

 
 元マドリー会長のラモン・カルデロン氏は「もしロナウドがマドリーを去るなら、埋めがたい大きな穴が開くだろう。シーズンで50得点を挙げる決定的なチャンピオンがほかのどこにいるだろうか。現体制は是が非でも退団を回避しなければならない」と、C・ロナウドとの確執が伝えられるフロレンティーノ・ペレス会長にチクリと一刺ししている。
 
 モドリッチらの心配をよそに、C・ロナウドのマドリー退団はやはり不可避だろうか。ユベントス以外には中国やMLSのクラブが獲得に意欲的だ。
 
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