「目の肥やしになった!」乾貴士を米メディアが“W杯ブレイク・ベスト11”に選出!【ロシアW杯】

2018年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベティスは大会前に良い買い物をしたものだ」

いまだ海外メディアの「イヌイ賛美」は収まらない。新天地ベティスでの動向も大いに注目されそうだ。(C)Getty Images

 日本代表が誇る名アタッカーへの賛辞は、いまだ止みそうにない。
 
 米の大手スポーツ専門チャンネル『ESPN』はロシア・ワールドカップ準々決勝が終了したタイミングで、「今大会でブレイクアウトしたスター/ベスト11」と題した特集記事を掲載。その栄えあるメンバーに、乾貴士が堂々選出されたのだ。
 
同メディアは「ワールドカップという舞台はビッグネームが額面通りに活躍できる舞台ではない。もっとも調子の良い者だけが評価される、いわばフットボールの民主主義が貫かれている。彼らこそが本物のスターだ」と前置きし、乾の選考理由をこう記している。
 
「今大会で日本代表は目の肥やしとなるフットボールをファンに見せつけ、その中心軸として活躍したのがイヌイだった。とりわけ不運で受け入れがたい敗戦を喫したベルギー戦でのパフォーマンスは特筆に値した。(入団が決まった)レアル・ベティスは大会前に良い買い物をしたものだ」
 
 セネガル戦とベルギー戦の鮮烈ゴールのみならず、同メディアは快進撃を続けたサムライブルーの牽引車と位置付けた。乾がボールを持てば、なにかが起こる。そんなワクワク感を世界中のファンが共有したのである。
 
 
 今回『ESPN』がチョイスした11人の顔ぶれと並びは以下の通りだ(システムは4-1-4-1)。
 
GK:チョ・ヒョヌ(韓国代表/大邱FC)
右SB:バンジャマン・パバール(フランス代表/シュツットガルト)
CB:モルテザ・ブーラリガンジ(イラン代表/アル・サッド)
CB:ハリー・マグワイア(イングランド代表/レスター)
左SB:リュカ・エルナンデス(フランス代表/A・マドリー)
アンカー:ロドリゴ・ベンタンクール(ウルグアイ代表/ユベントス)
右SH:アンテ・レビッチ(クロアチア代表/フランクフルト)
トップ下:マシュー・レッキー(オーストラリア代表/ヘルタ・ベルリン)
トップ下:デニス・チェリシェフ(ロシア代表/ビジャレアル)
左SH:乾貴士(日本代表/ベティス)
CF:アルテム・ジューバ(ロシア代表/アルセナル・トゥーラ)
 
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