公共放送なのにここまでやる!? BBC制作「イングランドW杯制覇」の妄想動画が面白すぎる!【ロシアW杯】

2018年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

スターリングが10ポンド紙幣の“顔”に!

スウェーデン戦で貴重な2点目を決めたアリ(手前)。このまま優勝を飾れば、あるいは“サー”の称号が……。(C)Getty Images

 52年ぶりのワールドカップ制覇まであとふたつ! イングランド国内は「It’s Coming Home」(フットボールが家に帰るの意)を合言葉に大盛り上がりで、母国代表チームの快進撃を手放しで称賛している。
 
 そんななか、英公共放送『BBC』が制作した妄想ムービーがあらためて面白すぎる、クオリティーが高すぎると話題になっているのだ。2分40秒の動画に収められているのは、「もしイングランドがワールドカップで優勝したら?」と仮定した場合のさまざまな国内のリアクションだ。これがいかにもBBCテイストで、抱腹絶倒の内容なのである。
 
 まず冒頭で、主将であるハリー・ケインがトロフィーを掲げるイラストが登場。1966年の自国開催ワールドカップでイングランドが初優勝を飾った際、ボビー・ムーア主将が仲間たちに肩車されている伝説のショットをパロった。ここからは、怒涛のラッシュ。国民的ヒーローたちがそこかしこで大活躍だ。

 
 ラヒーム・スターリングの顔が10ポンド紙幣にプリントされ、ジョーダン・ピックフォード主演の映画『007~ロシアよりグローブとともに』が大ヒットを記録し、ジェシー・リンガードの銅像がオールド・トラフォードの"神聖なる3人"に増設となり、"サー"の称号を得たデル・アリがバッキングガム宮殿に招かれ、エリザベス女王と並んで国民に手を振ったり……。ヘビーローテーション必至のコンテンツだ。
 
 はたしてスリーライオンズは国民の熱い期待に応えてファイナルの舞台に立ち、世界の頂点に立てるのか。もし実現したならイングランド国内がどんな大騒ぎになるのか、想像もつかない。
 

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