「さあ、おうちに帰っておいで!」イングランド4強に伝説OBたちが大興奮!【ロシアW杯】

2018年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「試合を重ねるごとに自信を深めている」

スウェーデン戦で好守を連発したピックフォード。大会前に不安視もされた弱みは、いまや強みに。(C)Getty Images

 実に28年ぶりのワールドカップ・ベスト4だ。イングランド中が沸き返っている。
 
 現地時間7月7日に行なわれたロシア・ワールドカップ準々決勝、イングランドvsスウェーデン戦は2-0で前者に軍配が上がった。ハリー・マグワイアとデル・アリのゴールでスウェーデンの堅牢をこじ開け、終盤は守護神ジョーダン・ピックフォードが好守連発でクリーンシートを達成。見事な快勝劇で、1990年イタリア大会以来となる準決勝進出を決めた。
 
 熱狂に包まれるイングランドで、いまや合言葉となっているのが「#ItsComingHome」だ。直訳すれば「それは家に帰る」。イングランドはフットボールの母国であり、ワールドカップがその"おうち"に帰ってくるよう念じているのだ。
 
 英公共放送『BBC』のキャスターを務める元イングランド代表FW、ガリー・リネカー氏はスウェーデン戦のキックオフ前にレプリカのワールドカップと一緒に写ったショットを掲載し、「このベイビーは"おうち"に帰りたがっているよ」との一文を添えた。そして試合後には「なんて表現していいか分からないくらい興奮している。あの日(1990年大会の準々決勝でカメルーンに勝利)から28年も経ったなんてね。ピックフォードがとにかく巨大な活躍をしてくれた」と絶賛した。

 
 同じく『BBC』で解説者の元イングランド代表FW、アラン・シアラー氏も「どんどん"おうち"に近づいている!」と呟き、「試合を重ねるごとにラッズ(選手たち)は自信を深めている。それがパフォーマンスにも現われた偉大な勝利だったと思う」と語った。
 
 さらに1966年の自国開催ワールドカップで初優勝を飾ったメンバーで、西ドイツとの決勝でハットトリックを達成したジェフ・ハースト氏もコメントを寄せた。「こんなにドキドキするくらいなら自分がプレーしたほうがマシだよ!」とツイッターに綴り、「素晴らしい勝利、素晴らしいパフォーマンス、素晴らしいチーム。さあみんな、そいつを家に持って帰るんだ!」と、後輩たちに熱いエールを贈った。
 
 ずっと待ち望んでいた代表チームの快進撃に、国中がお祭り騒ぎのイングランド。優勝したらいったいどんな事態になることやら……。

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