「生き様にまた心が動かされた」長友佑都が仙台の小学校を訪問、その熱き想いを綴る

2018年07月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

文末にそっと「#復興」の文字を添えた

サッカー少年たちとの交流で感動と興奮を与え、勇気をもらった長友。貴重なひとときを過ごした。(C)Getty Images

 日本代表DF長友佑都が7月7日、自身のSNSを更新。毎年続けている被災地訪問で仙台を訪れたことを明かし、少年たちともにサッカーボールを追った。
 
 熱い想いをこう綴っている。
 
「仙台の子供たちに会いに行った。
時間が経っても被災した日を忘れることはなく、心の傷が癒されることもない。
それでも前に進む強さ、生き様にまた心が動かされた。
自分自身がどれだけ幸せか思い知らされた。
風化させてはいけない。
今、自分にできることを。
今だからこそできることがある」
 
 そしえ文末にそっと「#復興」の文字を添えた。
 
 ロシア・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦、ベルギーとの死闘から5日目。西野ジャパンの帰国・解散、メディア出演など多忙を極めるなかでも、束の間の時間を使って少年たちとの再会を果たし、約束を守った。並大抵の行動ではなく、ツイッターの投稿欄には東北人のファンを中心に感謝のメッセージを多数寄せられている。
 
 ほどなくして、長友は所属先のガラタサライのキャンプに向かう予定。クラブ側は長期休暇を与えたが、どうやら選手本人の意向で、新シーズンを戦うチームへの早期合流を希望しているという。
 
 いまや国民的英雄になった感がある「31歳のダイナモ」。これからも全力疾走は続く。

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