悪童バロテッリ、中国からの超ビッグオファーを一蹴! 酒井宏樹も所属するマルセイユ移籍が濃厚に

2018年07月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

契約期間は2年になる模様。

中国からの超ビッグオファーを蹴り、マルセイユ行きが濃厚となったバロテッリ。(C)Getty Images

 アジアからの巨額オファーを断り、フランス残留を選んだようだ。イタリア『Sky Sport』は7月6日、マリオ・バロテッリがマルセイユと2年契約を結ぶことに決めたと報じている。

 ニースでの2年間で得点力を取り戻し、イタリア代表にも復帰したバロテッリは、以前から去就が注目されていた。ニースはすでに新シーズンに向けて始動しているが、バロテッリは集合初日から姿を見せていない。

『Sky Sport』は先日、バロテッリに中国から年俸3000万ユーロ(約39億円)のビッグオファーが届いたと報じた。それは、ヴィッセル神戸がアンドレス・イニエスタに用意した額を上回り、去就が取りざたされているレアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドが求めているとされる年俸と同じ額だ。

 だが、中国に移籍するとなれば、せっかく復帰を果たしたイタリア代表のユニホームがふたたび遠ざかるリスクも小さくない。そのため『Sky Sport』はバロテッリが時間をかけてじっくり考えるだろうと報じていた。
 
 そしてバロテッリは、ニースは去るものの、リーグ・アンに残る道を選んだようだ。新天地は、以前から入団が噂されていたマルセイユになる可能性が高い。かつてローマを率いたリュディ・ガルシア監督が指揮を執るクラブだ。

 1年契約を望んでいると言われていたバロテッリだが、『Sky Sport』は2年契約を結ぶことが決まったと伝えている。

 バロテッリの代理人であるミーノ・ライオラは以前、「マリオはマルセイユの人たちに似て、つねに周囲に対して最大限を与えるんだ」と話し、マルセイユと良好な関係にあることを明かしていたが、2018-19シーズンの同クラブでは、酒井宏樹のクロスからバロテッリがゴール…そんなシーンを見ることができるかもしれない。
 
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