「無敵のビッグチームだ!」フランス代表エースが“不敗神話”継続で自画自賛!

2018年07月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「誰もが観たいキリアンがそこにいたね」

フランス国民の特大の期待を背負って戦うエース、グリエーズマン。アルゼンチン戦では献身的な守備も随所で披露した。(C)Getty Images

 ワールドカップ史上に残る名勝負を制したレ・ブルー(フランス代表の愛称)。4-3というド派手なスコアで幕を閉じたアルゼンチン戦で、先制点を決めたのが大エース、アントワーヌ・グリエーズマンだ。
 
 13分。キリアン・エムパベの突破から得たPKを冷静にゴールに蹴り込み、大会通算2点目。股間に手を当てる謎のゴールパフォーマンスも飛び出した。その後は攻撃面だけでなく身体を張った守備も披露するなど、ベスト8進出に小さくない貢献を果たしている。
 
 試合後、やや興奮気味にフラッシュインタビューに応じた。
 
「フランス国民がどれだけ僕たちに注目しているか、期待しているかは十分に理解している。今日はその想いに応えられたと思う。デンマーク戦(0-0)で少し流れが悪くなったんだけど、今日はだいぶ良くなったね。これぞフランス、というフットボールを見せられたよ」

 
 PK奪取&後半2ゴールの19歳エムバペについては、手放しで称賛した。
 
「誰もが観たいキリアンがそこにいたね。ペナルティーを誘って、あの2ゴールだろ。手が付けられないほどの違いを見せつけたと思う。チームに途轍もなく大きなプラスをもたらしているよ」
 
 チームの仕上がりにも満足しているという。
 
「アルゼンチンはやはり強敵だったよ。追いつかれて、逆転されて、難しい展開になったんだけど、僕たちは逞しくリアクションできた。ものすごい一体感が生まれているんだ。フランスは容易く打ち破ることはできない、無敵のビッグチームになりつつある」
 
 不敗神話も継続中だ。グリエーズマンが得点したゲームで、フランス代表は17勝2分けと圧倒的な数値を残している。はたしてタリズマン(お守り)は準々決勝ウルグアイ戦でもゴールを挙げ、レ・ブルーを勝利に導くか。いよいよエンジン全開だ。
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