ポルトガル 2-1 ガーナ|C・ロナウドのゴールで勝利を引き寄せるも及ばず…

2014年06月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

追い込まれた両チームが、強引な仕掛けの応酬でミスを連発。

【サッカーダイジェスト特派のポイントレビュー】
 
 ともにグループリーグ突破には勝利が絶対条件のなか、序盤から両者が攻撃マインドを前面に押し出す展開となった。
 
 しかし、ゴールへの気持ちが強過ぎるあまりに攻守のバランスは崩れ、個々が強引に仕掛けたかと思えば、パスやトラップミスを至る所で頻発。ポルトガルはアンカーのウィリアンが攻守のつなぎ役として機能せず、一方のガーナも中盤や最終ラインで安易にボールを失う場面が目立った。
 
 結局、ポルトガルの先制点は相手のオウンゴールによるもの。決定機を逃し続けたC・ロナウドの決勝弾により、ポルトガルが2-1と勝利したものの、サポーターの溜息を誘う拙攻が続いたのも事実。最終的に両チームとも敗退が決まったが、それも納得と言わざるを得ない凡庸な内容に終始した。
 
取材・文:大木 勇(週刊サッカーダイジェスト)
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