「まるでクオリティーが…」失意のレバンドフスキが胸中を吐露。日本戦の出場は?

2018年06月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーへの移籍が取り沙汰されるなか…

まさかの2連敗で早期敗退が決まったポーランド。主将にして大エースのレバンドフスキは、このまま無得点で大会を去るのか。(C)Getty Images

 日本vsセネガル戦の2-2ドローを受けて、ロシア・ワールドカップのグループH、コロンビアvsポーランド戦もまたサバイバルを懸けた大一番となった。結果は攻守両面でライバルを圧倒したコロンビアが3-0で快勝。グループ内のFIFAランクが最高位(8位)だった東欧の古豪は、1試合を残して敗退が確定した。
 
 がっくりと肩を落としたのが、大エースのロベルト・レバンドフスキだ。試合後、ポーランド・TV局の取材に応え、早期敗退の要因を自己分析した。
 
「すべてを出し切った結果だ。率直に言えば、紙一重で負けた試合ではなかった。僕たちはよく闘ったし、全力を尽くしたよ。でもこれ以上になにかができたかと訊かれれば、僕はそうは思わない。ワールドカップのような大会では思うようにならないことが多いけど、この舞台で勝利を挙げるには力が足りなかった。(ポーランドは)まるでクオリティーが足りていなかったんだ。僕もチームも頑張ったけど、それだけでは十分じゃなかった」

 
 ドイツ全国紙『WELT』はバイエルン・ミュンヘンFWを手厳しく批評した。「レバンドフスキは180分間で1点も決められなかった。シュート3本ではそれも致し方なく、デュエルでの勝率も39%。らしくない姿をさらしたのだ」と評し、「(移籍先に浮上する)レアル・マドリーはおろかバイエルンの選手としても相応しくない成績に終わった」と断じている。
 
 ラウンド・オブ16への道が閉ざされたポーランド代表とレバンドフスキ。一部報道によるとポーランドは日本戦にフルメンバーで臨まず、R・マドリー行きが濃厚な状況下、怪我を避けたいレバンドフスキもベンチスタートになるとも。はたしてそうだろうか。最初で最後の出場になるかもしれないワールドカップで、レバンドフスキは1ゴールも挙げないまま去れるのだろうか──。
 
 日本はポーランド戦で引き分け以上の結果を残せば、ベスト16進出が決まる。
 
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