C・ロナウドをさらに凌ぐFWはあの「ペルシアン・タワー」
偉業を成し遂げたC・ロナウド。お決まりのゴールパフォーマンスもバッチリきまった。 (C) Getty Images
[ロシアW杯グループB] ポルトガル 1-0 モロッコ/6月20日/ルジニキ(モスクワ)
ポルトガル代表FWのクリスチアーノ・ロナウドは、名実ともに欧州最高のストライカーとなった。
6月15日のロシア・ワールドカップ初戦、スペインとの"イベリア・ダービー"においてハットトリックを達成していたC・ロナウドは続くモロッコ戦でも先発出場を果たすと早々にネットを揺らす。右サイドからのショートコーナーで、ゴール前にあげられたボールに鋭く反応し、ダイビングヘッドでゴールへねじ込んだ。
ポルトガルに今大会初勝利をもたらしたC・ロナウドは代表戦通算の得点を「85」に。これによって、かつてハンガリー代表としてサッカー史に名を刻んだ伝説的なストライカーであるフェレンツ・プスカシュが、1945年から1956年にかけて89試合に出場して記録した「84」を抜き、欧州の選手が代表チームで記録したゴール数で歴代1位に立った。
ポルトガル代表FWのクリスチアーノ・ロナウドは、名実ともに欧州最高のストライカーとなった。
6月15日のロシア・ワールドカップ初戦、スペインとの"イベリア・ダービー"においてハットトリックを達成していたC・ロナウドは続くモロッコ戦でも先発出場を果たすと早々にネットを揺らす。右サイドからのショートコーナーで、ゴール前にあげられたボールに鋭く反応し、ダイビングヘッドでゴールへねじ込んだ。
ポルトガルに今大会初勝利をもたらしたC・ロナウドは代表戦通算の得点を「85」に。これによって、かつてハンガリー代表としてサッカー史に名を刻んだ伝説的なストライカーであるフェレンツ・プスカシュが、1945年から1956年にかけて89試合に出場して記録した「84」を抜き、欧州の選手が代表チームで記録したゴール数で歴代1位に立った。
まさに欧州史上最高の点取り屋となったC・ロナウドには、地元メディア『O Jogo』も誇らしげだ。次のように記している。
「ポルトガル代表のキャプテンは、プスカシュを抜くのに4分と必要としなかった。ハンガリーの偉人が持っていた記録を破ったC・ロナウドは、欧州でこれまでにいない史上最高のストライカーとなった」
また、マドリー贔屓の報道をすることで知られているスペイン紙『Marca』は、エル・ブランコ(白い巨人の意。マドリーの愛称)の大黒柱でもあるC・ロナウドに賛辞を寄せている。
「クリスチアーノはもう誰にも止められない。プスカシュの記録を抜き去ったのだから。ロシアW杯でもピチーチ(スペインでの得点王の意)の筆頭候補だ」
なお、欧州以外も含めた世界全体で見れば、C・ロナウドは歴代2位だ。ポルトガル代表の千両役者をも凌駕し、1位に君臨しているのは元イラン代表FWのアリ・ダエイ氏である。日本代表も苦しめてきた『ペルシアン・タワー』は、なんと通算109ゴールを記録している。
33歳を過ぎて、衰えぬ得点感覚を如何なく発揮しているC・ロナウドだが、ダエイ氏の記録に並ぶのは容易ではないか。
「ポルトガル代表のキャプテンは、プスカシュを抜くのに4分と必要としなかった。ハンガリーの偉人が持っていた記録を破ったC・ロナウドは、欧州でこれまでにいない史上最高のストライカーとなった」
また、マドリー贔屓の報道をすることで知られているスペイン紙『Marca』は、エル・ブランコ(白い巨人の意。マドリーの愛称)の大黒柱でもあるC・ロナウドに賛辞を寄せている。
「クリスチアーノはもう誰にも止められない。プスカシュの記録を抜き去ったのだから。ロシアW杯でもピチーチ(スペインでの得点王の意)の筆頭候補だ」
なお、欧州以外も含めた世界全体で見れば、C・ロナウドは歴代2位だ。ポルトガル代表の千両役者をも凌駕し、1位に君臨しているのは元イラン代表FWのアリ・ダエイ氏である。日本代表も苦しめてきた『ペルシアン・タワー』は、なんと通算109ゴールを記録している。
33歳を過ぎて、衰えぬ得点感覚を如何なく発揮しているC・ロナウドだが、ダエイ氏の記録に並ぶのは容易ではないか。