「手堅く攻める。そのなかでも…」吉田麻也が語るコロンビア戦のゲームプラン

2018年06月19日 サッカーダイジェスト編集部

「勇気を持って、自分たちのパフォーマンスを出せるように」

コロンビア戦が行なわれるモルドビア・アレーナについて、吉田は「人が入れば雰囲気も良くなるだろうし、良いスタジアムで良いサッカーができるようにしたい」と誓う。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

 コロンビアとの大事な初戦を前に、守備リーダーの吉田麻也は「コンディションは非常に良い。明日の朝まで、気を緩めずに、良いコンディションで明日を迎えたい」と、上々の仕上がり具合を口にしていた。
 
 ゲームプランについて問われれば、まずは「早い段階で失点しないこと」と語る一方で、「入りは非常に難しくなるかな」と気を引き締める。
 
「他のチームの試合を見ましたけど、どこも固く入っているんじゃないかなという印象を受けます。特に強いチーム、大国と言われるチームはかなり守備的に戦っているイメージがある」
 
 おそらく日本も「同じような形」になると吉田は考え、「手堅く攻めることになると思います」と展望する。
 
 もっとも、時には大胆に前に出て行くシーンもあるかもしれない。
 
「そのなかでも、勇気を持って、自分たちのパフォーマンスを出せるようにしたい」
 
 より攻撃にフォーカスした戦い方にシフトする時もあるはずだ。CBとしては「リスクの負い方が大事になってくる。時間帯やゲーム展開でどういうふうにボールを回すのか、クリアするのか」を意識しなければならない。
 
「もちろん、どんな時もつなげればベストですけど、そうじゃない時の判断が非常に難しくなってくる。大きな大会でプレッシャーがあるなかで、その状況判断は大事になってくると思うので、的確にやっていきたい。
 
 勇気を持ってつなげるところはつなげたら、チームにとってかなり大きい。自分はそういう役割を担っていると思うので、良い状況判断をしたい」
 
 まずは失点しないようにDFとしての責務を全うし、ビルドアップでは効果的なパスを配給する。攻守両面で吉田が輝きを放てば、日本の勝利の確率はグッと高まるはずだ。

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