ポーランド代表の守備の要人、ミハウ・パズダンがよもやのファインプレーだ。
 
　地元ソボタでの合宿中、ポーランドのテレビ局『TVP』の取材を受けていた30歳CB。人気女性レポーターのシルビア・デキールトさんとの対談中、なんといきなり照明セットがふたりの前に倒れ掛かってきた。ともすれば怪我を負いかねない突然のアクシデント。ここで鋭い反応を見せたのがパズダンだ。先読みしていたかのように右足を素早く突き出して、鮮やかにブロック！　何事もなかったかのように元に戻し、インタビューを続行したのだ。
 
　後になって映像を見返し、事の重大さに気づいたのだろうか。デキールトさんは自身のツイッターでこの映像を公開。「我が国のベストディフェンダーであることに疑いがないわ。"カンフー"パズダン、わたしのヒーロー！」との一文を添え、感謝の意を示したのだ。

 

　ファンからはその後書き込みが多数寄せられ、「さすがはベテランだ。素晴らしい反応！」「本番でも期待してるよ」「調子が良さそうだな！」などなど、賛辞の声が挙がっている。
 
　グループリーグ第３戦（６月28日）では、日本攻撃陣の前に立ちはだかる、"白鷲"の精神的支柱。今回のようなキレキレの"カンフーキック"はご勘弁願いたいところだ。