「どの国も気に入らない!」マラドーナが2026年W杯共催の3か国に強烈ダメ出し!

2018年06月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アメリカ人は試合を4等分するのが好きだ」

開会式を前にロナウド(右)と談笑するマラドーナ。いまやFIFAとオフィシャル契約を結ぶ立場なのだが……。(C)Getty Images

 水曜日に行なわれたFIFA(国際サッカー連盟)理事会で、2026年ワールドカップの開催地が決定した。出場国が現行の32か国から48か国に増えるこの大会で、初めて3か国による共同開催が実現する。アメリカ、カナダ、そしてメキシコの3国だ。
 
 この決定に不満を述べたのがスーパーレジェンド、ディエゴ・マラドーナである。ベネズエラのテレビ局のインタビューに応え、まずは史上初めて3度目の開催国となるメキシコについて、ホストカントリーとして十分な力量を有していないと吐き捨てた。メキシコは6大会連続、ラウンド・オブ16で敗退している。
 
「ダメだ、ダメだ、どこもかしこも気に入らないね。メキシコが3度目の開催なんて相応しくないよ。だってそうだろ。メキシコ代表がブラジルやドイツと戦ったらどうなるか。いつもそこで負けて終わりじゃないか」

 
 アメリカとカナダに対してはより辛辣だ。
 
「どちらもサッカーになんて興味ないだろ。パッションがないよ。カナダ人は良いスキーヤーになのかもしれないけどね。アメリ人は試合を4等分するのが好きだ。いつも広告を入れたがるんだよな」
 
 1994年のアメリカ・ワールドカップ開催が決まった際、当時のジョアン・アベランジェFIFA会長がNFLやNBAといったアメリカン・スポーツのように、90分間を4つのクォーターに分ける案を示して猛反発を受けた。そのドタバタを引き合いに出して噛み付いたのだ。
 
 現在はFIFAのワールドアンバサダーを務め、オフィシャルイベントにも積極的に参加している御大マラドーナ。久々に飛び出した問題発言が波紋を広げなければいいが。
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