「全身全霊を尽くす」“コロンビアの虎”ファルカオが日本撃破へ臨戦態勢!

2018年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「全身全霊を尽くして誇りを守る」

日本戦へ闘志を燃やすファルカオ。大会前の靭帯断裂によって出場が叶わなかった前回大会の雪辱を期す。 (C) Getty Images

 日本代表との運命のグループリーグ初戦に向け、"コロンビアの虎"はやる気を漲らせている。

 6月13日、コロンビア紙『El Tiempo』の取材に対して意気込みを語ったのは、"ロス・カフェテロス"(コロンビア代表の愛称)のエースストライカー、ラダメル・ファルカオだ。4年前のブラジル大会は、開幕の半年前に左膝前十字靭帯を断裂し、本大会出場が叶わなかった32歳のベテランは、キャリア初の檜舞台を前に熱弁を振るった。

「国を代表して戦うことを、すべての選手が誇りに感じている。前にも話したけど、僕らは100%、全身全霊を尽くしてこのユニホームの誇りを守るつもりだ。そして何より国民に喜びを与えたい」

 コロンビア代表における存在感は極めて高い。知将ホセ・ペケルマンのチーム内で絶対的な存在として君臨するファルカオは、獲物を仕留めるかような嗅覚でゴールを陥れるプレースタイルから、"エル・ティグレ(虎)"の愛称で親しまれ、国民からの信頼も厚い。
 
 今シーズンのリーグ・アンでも18ゴールを挙げるなど、円熟味を増しているファルカオは、日本にとって間違いなく脅威となる。本人も5日後の初戦に向けてのモチベーションは高い。

「もっとも重要なのは、日本とのゲームに向けて最高の準備をすることだ。W杯は最大で7試合戦うことは分かっているし、次の火曜日にはポーランド戦があって、またすべての情熱と力をその一戦に込めなければいけないけど、今のところは日本戦から先は見ていないんだ」

 一部メディアで「日本を見下している」という報道も出ていたが、それを一蹴するように必勝宣言をしたチームキャプテンのファルカオを中心としたコロンビア代表は、13日にベースキャンプ地のカザンに到着。西野ジャパン撃破へ臨戦態勢を整えている。
 
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