「ガラタサライに心を捧げた」と語る長友佑都、「行かせてほしい」と古巣インテルに懇願

2018年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

W杯で活躍したらインテルの要求額が吊り上がる可能性も。

長友が望むのはガラタサライへの完全移籍。少しでも高値で売りたいインテルは“妥協案”を受け入れるのか。 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 インテルとガラタサライの交渉は合意に至っていない。つまり、2018‐2019シーズンの長友佑都がどのクラブでプレーするかは、まだ決まっていないということだ。

 ひとつ確かなのは、長友自身が今後もイスタンブール(ガラタサライの本拠地)でのプレーを望んでいるということだ。インテル専門サイト『fcinternews』によると、長友はトルコ紙『Habertürk』で「自分はガラタサライに心を捧げた」と話しているという。

「インテルが自分を(トルコに)行かせてくれるように願っている。(ガラタサライでは)予想していなかったほどの愛情やリスペクトを見つけることができた。家族もイスタンブールが大好きだ」
 
 シーズン序盤戦でレギュラーとして悪くないパフォーマンスを見せていたにもかかわらず、ルチアーノ・スパレッティ監督の下で出場機会を失った長友。ガラタサライに移籍してからは、スタメンの座を確保し、リーグ優勝に貢献するなど大活躍しただけに、完全移籍を望むのは当然と言えるだろう。

 前述したインテル専門サイトが『Sky Sports』の報道として伝えたところによれば、ガラタサライの提示額が200万ユーロ(約2億6000万円)であるのに対し、インテルの要求額は400万ユーロ(約5億2000万円)。"妥協点"とされるのは、中間の300万ユーロ(約3億9000万円)だ。

 長友自身はワールドカップを前に"スーパーサイヤ人"と化し、大会に向けて意気込んでいる。世界のひのき舞台で活躍した場合、インテルが要求額を吊り上げる…ということもあるのだろうか。
 
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