「教訓を学んだ」4年前のコロンビア戦。
先のスイス戦でもフル出場した吉田。主軸CBとしての立ち位置が揺らぐことはない。 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)
6月19日、日本代表にとって運命のコロンビア戦の火蓋が切って落とされる。
4年前のブラジル・ワールドカップでもグループリーグ最終節で対戦し、日本は1-4と敗戦。同大会でベスト8まで勝ち進んだコロンビアに、力の差をまざまざと見せつけられた。
そのコロンビアとの再戦に並々ならぬ闘志を燃やしているのが吉田麻也だ。FIFA(国際サッカー連盟)公式サイトのインタビューに応じた日本代表不動のCBは、「再び対戦できることに興奮している」と語った。
自身初のW杯となった4年前のブラジル大会で全3試合に出場した吉田は、インタビュー内で当時の状況について「難しかった」と回想している。
4年前のブラジル・ワールドカップでもグループリーグ最終節で対戦し、日本は1-4と敗戦。同大会でベスト8まで勝ち進んだコロンビアに、力の差をまざまざと見せつけられた。
そのコロンビアとの再戦に並々ならぬ闘志を燃やしているのが吉田麻也だ。FIFA(国際サッカー連盟)公式サイトのインタビューに応じた日本代表不動のCBは、「再び対戦できることに興奮している」と語った。
自身初のW杯となった4年前のブラジル大会で全3試合に出場した吉田は、インタビュー内で当時の状況について「難しかった」と回想している。
「僕らはコロンビアとのグループリーグ最終節を前に、難しい状況にあった。早々に先制しながら失点を重ねてしまった初戦のコートジボワール戦での敗戦が響いて、コロンビア戦は絶対に勝たないといけない状況に立たされた。そして、僕らは痛い目を見た。彼らはワールドカップがどれほど厳しいものかを教えてくれた」
世界で戦うことの難しさを南米の雄から学んだ吉田は、この4年で着実に力を伸ばし、今ではプレミアリーグのサウサンプトンでも不動のポジションを確立するほどに成長した。
プレミアリーグでワールドクラスのFWたちと渡り合う吉田は、世界最高峰の舞台で得た自信を口にしている。
「トップレベルのパフォーマンスを見せることはとても重要だと思う。とくにプレミアリーグではね。僕はここで毎週末のように世界有数の選手たちと戦って、最高峰のレベルでプレーする経験を得た。それは日本代表の仲間にも還元できると思っている」
しかし、今の日本代表は、4年前以上に危機的状況にある。昨年10月のハイチ戦から7戦未勝利なうえ、今年4月にヴァイッド・ハリルホジッチ前監督を電撃解任したことによる余波で、チームには厳しい目が向けられているからだ。
とりわけ、ハリルホジッチ監督の後任となった西野朗監督に対しては、批判的な声が少なくないが、「僕らには僕らを導いてくれる監督がいる」と、吉田は新監督への信頼を口にし、さらにロシアでの成功を誓った。
「4年前のブラジルでは僕らのやりたかったサッカーはできなかった。ロシアではこれを改善したい。いま、僕らに対する期待はあまり高くないけど、選手たちの野心に変わりはない。現実的にはベスト16まで行けば成功だと思う。僕らは自分たちのため、ワールドカップを良いものにするために全力を尽くしたい」
「ロシア・ワールドカップは本当に楽しみ」と高揚感も示した吉田は、自身2度目の大舞台で、4年前の悔しさを晴らすような活躍を見せられるだろうか。大いに期待したい。
【日本代表PHOTO】SAMURAI BLUEがサポーターに神対応!
【日本代表取材PHOTO】ルガーノからゼーフェルトへ、7時間のバスの旅
世界で戦うことの難しさを南米の雄から学んだ吉田は、この4年で着実に力を伸ばし、今ではプレミアリーグのサウサンプトンでも不動のポジションを確立するほどに成長した。
プレミアリーグでワールドクラスのFWたちと渡り合う吉田は、世界最高峰の舞台で得た自信を口にしている。
「トップレベルのパフォーマンスを見せることはとても重要だと思う。とくにプレミアリーグではね。僕はここで毎週末のように世界有数の選手たちと戦って、最高峰のレベルでプレーする経験を得た。それは日本代表の仲間にも還元できると思っている」
しかし、今の日本代表は、4年前以上に危機的状況にある。昨年10月のハイチ戦から7戦未勝利なうえ、今年4月にヴァイッド・ハリルホジッチ前監督を電撃解任したことによる余波で、チームには厳しい目が向けられているからだ。
とりわけ、ハリルホジッチ監督の後任となった西野朗監督に対しては、批判的な声が少なくないが、「僕らには僕らを導いてくれる監督がいる」と、吉田は新監督への信頼を口にし、さらにロシアでの成功を誓った。
「4年前のブラジルでは僕らのやりたかったサッカーはできなかった。ロシアではこれを改善したい。いま、僕らに対する期待はあまり高くないけど、選手たちの野心に変わりはない。現実的にはベスト16まで行けば成功だと思う。僕らは自分たちのため、ワールドカップを良いものにするために全力を尽くしたい」
「ロシア・ワールドカップは本当に楽しみ」と高揚感も示した吉田は、自身2度目の大舞台で、4年前の悔しさを晴らすような活躍を見せられるだろうか。大いに期待したい。
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