【W杯 大会11日目プレビュー】韓国対アルジェリア戦

2014年06月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

初戦で手ごたえを掴んだ両チームが勝点3を奪う合う戦い。

大事なCFの人選は興味深い。パク・チュヨンが2戦目で真価を発揮するのか、あるいは別の選手が起用されるか!? (C) Getty Images

グループH
韓国アルジェリア
16:00(日本時間23日4:00)キックオフ
ベイラ=リオ(ポルトアレグレ)
 
【韓国の視点】
 
 ロシア戦での引き分けは、大会前に悲観的な見方ばかりがなされていたチームにとって、大きな自信になったようだ。DFのキム・ヨングォンも「ワールドカップでの経験の少ない選手の多いチームが、このロシア戦で大きな収穫を得た」を語っている。
 
 決勝トーナメント進出のためには、絶対に勝点3を奪いたい一戦だけに、初戦でパフォーマンスの良くなかったCFのパク・チュヨンをスタメンから外し、イ・グノかキム・シンウクを起用する可能性もある。
 
 アルジェリアはスピーディーな仕掛けに弱いが、その攻撃は韓国が得意とするところ。縦への突破に優れる両ウイング、イ・チョンヨンとソン・フンミンの出来が、勝敗の鍵を握りそうだ。
 
[得点者]1点:イ・グノ
[警 告]1回:ソン・フンミン、キ・ソンヨン、ク・ジャチョル
 
【アルジェリアの視点】
 
 ベルギー戦では堅守が奏功して70分間リードしながら、そこから逆転を許してしまったため、チームの失望も大きかったようだ。しかし、「落ち込んでいるヒマなどない。2戦目で全てが決まる」と語るヴァヒド・ハリルホジッチ監督の下、アルジェリアは絶対に負けられない一戦に臨む。
 
 伝統のパスサッカーにショートカウンターを織り交ぜた戦術で、韓国を翻弄したい。その上では、攻守で貢献できるMFナビル・ベンタレブ、サイドアタッカーのリャド・マハレズが鍵を握るだろう。
 
 ベルギー戦では、右サイドを破られてふたつの失点を食らっており、このサイドの守備を強化するために、スタメンの入れ替えがあるかもしれない。
 
[得点者]1点:フェグーリ
[警 告]1回:ベンタレブ
 
◆対戦成績&試合結果
 
韓国
1勝
アルジェリア
 
1985年12月14日 韓国 2-0 アルジェリア
 
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部
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