【総体・出場校一覧】愛媛と香川で代表決定!神奈川は桐蔭学園と桐光学園が8強入りを懸けて激闘

2018年06月09日 高校サッカーダイジェスト編集部

神奈川予選では桐光学園の2年生エース・西川潤が1G・1Aの大活躍!

高松商が5年ぶり33回目のインターハイへ。一方の四国学院大香川西は3連覇を逃す形に……。写真:森田将義

 6月9日、愛媛と香川でインターハイ予選決勝が行なわれ、代表校が決まった。

 愛媛決勝では宇和島東と今治東が対戦。プロ注目のGK伊藤元太を擁する松山工がベスト8で姿を消すなか、タフな戦いぶりで勝ち上がってきた両者が全国行きを懸けて死闘を展開した。

 試合は今治東が先にスコアを動かす。0-0で迎えた後半8分にFKから先制し、ゲームを優勢に進めていく。しかし、宇和島東もすぐさま反撃。同17分にCKから同点弾を決めて試合を振り出しに戻すと、同32分にもCKからゴールを奪って逆転に成功する。このまま逃げ切った宇和島東が8年ぶり2回目のインターハイ出場を決めた。

 一方、香川決勝は県内で鎬を削る四国学院大香川西と高松商の顔合わせ。順当に勝ち上がってきた両者の対戦は激しい点の取り合いとなった。

 先制点を奪ったのは高松商。開始早々の前半6分に佐藤優多郎がPKを決めて先制する。対する香川西も負けじに攻勢を仕掛け、同21分に東川続の得点でタイスコアに戻して見せた。

 迎えた後半、先にネットを揺らしたのは香川西。後半10分に吉田源太郎のゴールで勝ち越しに成功し、夏の檜舞台出場に一歩前進する。しかし、同20分に高松商の坂口大晟が値千金の同点ゴール。これで息を吹き返し、途中出場の船田光希を軸に攻め立てると、同35分にその猛攻がついに結実する。

 船田のアシストから坂口が全国行きを決める決勝弾。3-2で四国学院大香川西を破った高松商が5年ぶり33回目となる出場権を手にした。

 そのほかでも予選が行なわれ、神奈川では桐蔭学園と桐光学園が8強入りを懸けて対戦。早々に実現したライバル対決は序盤から拮抗した展開となるが、ゲームを制したのは桐光学園だ。U-16日本代表・西川潤が1ゴール・1アシストの大活躍で2-0の快勝。昨冬の選手権予選決勝で敗れていた相手にリベンジを果たし、桐光学園が準々決勝進出を決めた。

 明日10日は広島、岡山、山口、鳥取、兵庫、和歌山の5県で地区予選決勝が行なわれる。

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