原口元気がスイス戦で旧敵とのマッチアップに興奮! プラチナ世代もリベンジの一戦に

2018年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

過去に何度も対戦したリカルド・ロドリゲスとのマッチアップが判明すると…

スイス戦へ意気込みを語った原口。旧敵との再戦も楽しみにしているようだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部

 オーストリアのゼーフェルトで直前合宿を実施する日本代表が5日、公開トレーニングを行なった。練習後、原口元気がこの合宿で二度目となる囲み取材に応じている。

 スイス戦を3日後に控え、セットプレー中心の内容だったこの日のトレーニングついて問われた原口は「セットプレーは今日やったことじゃないことも非公開の練習でやると思うし、今日はすごくシンプルな入れ方の練習をしたけど、あれがすべてじゃない。でも、良い集中力を持って練習ができました」と振り返った。

 日本は6月8日に、スイスとのテストマッチに臨むが、原口が右サイドで対峙すると想定されるのは、ブンデスリーガでは幾度も対戦経験のあるリカルド・ロドリゲス(当時ヴォルフスブルク)。昨季からはミランに籍を移していた左サイドバックだが、取材者からマッチアップを知らされると、一気に過去の記憶が蘇ったようで、「ああ、そうかあ。懐かしいな、リカルド・ロドリゲス。よくマッチアップしてたな。そうか、彼なんですね」と、興奮気味に話した。

 さらに続けて、「彼、上手いっすよね。まあ、でもスイス自体が良い相手だと思うので。本当にポーランドと同じくらい強いチームだと思うし、そういうチームからしっかりポイント取るなり、しっかり勝つなり。最低でも1ポイントを取るための、いい想定にはなると思います」と、ワールドカップ本番に向けた格好の試金石となるとした。
 
 ちなみに、スイスは現A代表のリカルド・ロドリゲスやハリス・セフェロヴィッチを擁して2009年のU-17ワールドカップで優勝。グループステージでは、プラチナ世代と言われた宇佐美貴史、柴崎岳らを擁した日本を、4-3の白熱の撃ち合いの末に下して勢いに乗った。日本にとっては、少なからぬ因縁のある相手というわけだ。

 原口はこの日、精力的にカットインからのシュート練習も行なったが、「自分が出るからには、しっかりかわし切る、シュートやクロスまで行けるようにというのは思っています」と、次のテストマッチへ向けて意気込みを見せた。

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