現地時間６月４日、ロシア・ワールドカップに出場するクロアチア代表の23選手が発表された。５月下旬の時点ですでに24人まで絞られていたものの、そこからDFのマテイ・ミトロビッチ（クラブ・ブルージュ）が外れる形で、23人が出揃った。

　大きなサプライズはなく、クロアチア史上最高のタレントと言ってもいいルカ・モドリッチを筆頭に、イバン・ラキティッチ、イバン・ペリシッチ、マリオ・マンジュキッチと、選ばれるべきタレントがきっちりメンバー入りを果たしている。

　あとはこの、世界３位に輝いた1998年大会のチームをも上回る超豪華なメンバーを、ズラトコ・ダリッチ監督がどうまとめるか、だ。

　国際大会では目立った実績を残せていない「モドリッチ世代」にとっては、おそらく今大会がラストチャンス。同国史上最強のチームは、ロシアの地で同国史上最高の成績を残せるのか、注目したいところだ。

　クロアチア代表は６月８日、ホームでセネガル代表と最後のテストマッチを行ない、ロシア入りする予定だ。グループリーグでは16日にナイジェリア、21日にアルゼンチン、26日にアイスランドと対戦する。 
 

◇GK
ロブレ・カリニッチ（ヘント／ベルギー）
ドミニク・リバコビッチ（ディナモ・ザグレブ）
ダニエル・スバシッチ（モナコ／フランス）

◇DF
ヴェドラン・チョルルカ（ロコモティフ・モスクワ／ロシア）
ティン・イェドバイ（レバークーゼン／ドイツ）
デヤン・ロブレン（リバプール／イングランド）
ヨシプ・ピバリッチ（ディナモ・キエフ／ウクライナ）
イバン・ストゥリニッチ（サンプドリア／イタリア）
ドマゴイ・ヴィーダ（ベジクタシュ／トルコ）
シメ・ヴルサリコ（アトレティコ・マドリー／スペイン）
ドゥイェ・チャレタ＝ツァル（レッドブル・ザルツブルク／オーストリア）

◇MF
ミラン・バデリ（フィオレンティーナ／イタリア）
マルセロ・ブロゾビッチ（インテル／イタリア）
マテオ・コバチッチ（レアル・マドリー／スペイン）
ルカ・モドリッチ（レアル・マドリー／スペイン）
イバン・ペリシッチ（インテル／イタリア）
イバン・ラキティッチ（バルセロナ／スペイン）
フィリップ・ブラダリッチ（リエカ）

◇FW
ニコラ・カリニッチ（ミラン／イタリア）
アンドレイ・クラマリッチ（ホッフェンハイム／ドイツ）
マリオ・マンジュキッチ（ユベントス／イタリア）
マルコ・ピアツァ（シャルケ／ドイツ）
アンテ・レビッチ（フランクフルト／ドイツ）

◇監督
ズラトコ・ダリッチ（クロアチア国籍）