名手マルケスが史上4人目となる5大会連続出場へ! メキシコ代表がW杯に出場する23選手を発表

2018年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

グアルダードら欧州組は順当にリスト入り。

歴代最高とも言える陣容を揃えたメキシコ。1986年大会以来となるベスト8進出をめざす。(C)Getty Images

 現地時間6月4日、ロシア・ワールドカップに出場するメキシコ代表23選手が発表された。

 FWのハビエル・エルナンデス(ウェストハム)、MFのアンドレス・グアルダード(ベティス)、DFのミゲル・ラジュン(セビージャ)やエクトル・モレーノ(レアル・ソシエダ)、そしてGKのギジェルモ・オチョア(スタンダール・リエージュ)と欧州組が順当に選出されており、陣容の質の高さと層の厚さは「歴代最高」と言っていい。

 また、バルサのカンテラで育ったジオバニとジョナタンのドス・サントス兄弟も揃ってメンバー入りを果たし、長く代表入りを拒否していたFWのカルロス・ベラも、2010年大会以来2度目となるW杯出場を決めた。

 そして最大の注目は、すでに2017‐18シーズン限りでの現役引退を表明している名手ラファエル・マルケス(39歳)の選出だろう。2002年大会で"世界デビュー"を果たしたメキシコの重鎮は、このまま無事に本大会の開幕を迎えられれば、アントニオ・カルバハル(メキシコ/1950~66年大会)、ローター・マテウス(ドイツ/1982~98年大会)、ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア/1998~2014年大会)に続いて史上4人目の、5大会連続5度目の出場を果たすことになる。

 そんなメキシコ代表は6月9日、敵地コペンハーゲンでデンマーク代表と最後のテストマッチを行ない、本大会に臨む。グループリーグでは17日にドイツ、23日に韓国、27日にスウェーデンと対戦する。
 
GK
ホセ・ヘスス・コロナ(クルス・アスール)
ギジェルモ・オチョア(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
アルフレド・タラベラ(トルーカ)

DF
エドソン・アルバレス(クラブ・アメリカ)
ウーゴ・アジャラ(ティグレス)
ヘスス・ガジャルド(プーマス)
ミゲル・ラジュン(セビージャ/スペイン)
エクトル・モレーノ(レアル・ソシエダ/スペイン)
ディエゴ・レジェス(ポルト/ポルトガル)
カルロス・サルセド(フランクフルト/ドイツ)

MF
ハビエル・アキーノ(ティグレス)
マルコ・ファビアン(フランクフルト/ドイツ)
アンドレス・グアルダード(ベティス/スペイン)
ラファエル・マルケス(アトラス)
エクトル・エレーラ(ポルト/ポルトガル)
ジョナタン・ドス・サントス(ロセンゼルス・ギャラクシー/MLS)

FW
ヘスス・コロナ(ポルト/ポルトガル)
ジオバニ・ドス・サントス(ロサンゼルス・ギャラクシー/MLS)
ハビエル・エルナンデス(ウェストハム/イングランド)
ラウール・ヒメネス(ベンフィカ/ポルトガル)
イルビング・ロサーノ(PSV/オランダ)
オリベ・ペラルタ(クラブ・アメリカ)
カルロス・ベラ(ロサンゼルスFC/MLS)

監督
ファン・カルロス・オソリオ(コロンビア国籍)
 
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