ザネが落選、バイエルンからはノイアーを含む7名選出! ドイツ代表、W杯出場23選手と背番号を発表!!

2018年06月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロイスが初めてW杯の舞台に立つ!

写真はオーストリア戦のスタメンで、このなかから2人が選外となった。図らずも層の厚さを窺わせることとなったドイツ。勝負に拘ったメンバー選考だったとも言えるかもしれない。 (C) Getty Images

 ドイツ・サッカー連盟は6月4日、ロシア・ワールドカップに出場するドイツ代表23選手とその背番号を発表した。
 
 先月15日に予備登録メンバー27名を発表していたが、そのなかからGKベルント・レノ(レバークーゼン)、DFヨナタン・ター(レバークーゼン)、FWニルス・ペーターゼン(フライブルク)、そしてFWレロイ・ザネ(マンチェスター・シティ)が外れることとなった。
 
 最大の驚きは、ザネの落選か。今シーズン、プレミアリーグで猛威を振るったマンチェスター・Cの前線で存在感を存分に示したPFA年間若手最優秀選手賞の受賞者は、EURO2016に続くメジャーイベント出場の可能性が高いかと思われたが、ヨアヒム・レーブ監督は異なる判断を下した。
 
 最も多くの選手が招集されたのは、やはりドイツの絶対王者バイエルンで7名。ここで植え付けられた勝者のメンタリティーは、代表レベルの檜舞台でも活かされるか。
 
 マルコ・ロイスは前回大会で最終メンバーに選出されるも、テストマッチで左足首靭帯を傷めて世界王者の一員になりそこねた。EURO2016でも直前の重傷で落選という悪夢を味わったが、ようやく足を踏み入れるW杯の舞台で、どのようなプレーを披露するかが注目される。
 
 GKでは、キャプテンを務めるマヌエル・ノイアーがメンバー入りを果たした。昨年秋の左足中足骨骨折が長引き、本大会行きが危ぶまれた時期もあったが、2日に行なわれたテストマッチのオーストリア戦でスタッフ陣を納得させるプレーを見せたことで、1枠を手に入れた。
 
 前回王者は今後、6月8日にサウジアラビア戦で最後の調整を行なった後、本大会では17日にメキシコ、23日にスウェーデン、27日は韓国と、それぞれグループステージで対戦する。
 
◇GK
1 マヌエル・ノイアー(バイエルン)
12 ケビン・トラップ(パリ・サンジェルマン/フランス)
22 マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/スペイン)

◇DF
2 マルビン・プラッテンハルト(ヘルタ・ベルリン)
3 ヨナス・ヘクター(ケルン)
4 マティアス・ギンター(ボルシアMG)
5 マッツ・フンメルス(バイエルン)
15 ニクラス・ジューレ(バイエルン)
16 アントニオ・リュディガー(チェルシー/イングランド)
17 ジェローム・ボアテング(バイエルン)
18 ヨシュア・キミッヒ(バイエルン)

◇MF/FW
6 サミ・ケディラ(ユベントス/イタリア)
7 ユリアン・ドラクスラー(パリ・サンジェルマン/フランス)
8 トニ・クロース(レアル・マドリー/スペイン)
9 ティモ・ヴェルナー(RBライプツィヒ)
10 メスト・エジル(アーセナル/イングランド)
11 マルコ・ロイス(ドルトムント)
13 トーマス・ミュラー(バイエルン)
14 レオン・ゴレツカ(シャルケ)
19 セバスティアン・ルディ(バイエルン)
20 ユリアン・ブラント(レバークーゼン)
21 イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ/イングランド)
23 マリオ・ゴメス(シュツットガルト)

◇監督
ヨアヒム・レーブ
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