CL決勝で涙したサラーがリスト入り! 28年ぶりのW杯に挑むエジプトが最終メンバー23人を発表

2018年06月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

全てはサラー次第に!

エジプト代表でも中心を担っているサラー。カウンター時の精度を高められれば、難敵たちも打ち負かせられるはずだ。 (C) Getty Images

 エジプト・サッカー協会は6月4日、ロシア・ワールドカップに出場する代表23選手を発表した。

 5月13日に発表していた29名の予備登録メンバーからアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペルが絞り込んだ23人は、順当かつ妥当だと言っていいだろう。

 先月26日に行なわれたレアル・マドリーとのチャンピオンズ・リーグ決勝で左肩を痛め、全治3週間の怪我を抱える大黒柱のモハメド・サラーに加え、シーズン終盤に左足の靭帯を損傷していた中盤の要であるモハメド・エルネニーも名を連ねた。

 これまで縁遠かったW杯に28年ぶりに出場する"ザ・ファラオズ(エジプト代表の愛称)"。それだけに国民の関心は極めて高く、プレッシャーも計り知れないが、今シーズンのプレミアリーグで覚醒したサラーが爆発すれば、チームも上昇気流に乗り、決勝トーナメント進出の芽も出てくるはずだ。

 なお、エジプトは今後、6日にベルギーとテストマッチを行なった後、本大会では15日にウルグアイ、19日にロシア、25日にサウジアラビアと、それぞれグループリーグを戦う。
 
【GK】
エサム・エル・ハダリ(アル・タアウーン=サウジアラビア)
モハメド・エル・シェナウィ(アル・アハリ)
シャリフ・エクラミ(アル・アハリ)

【DF】
アーメド・ファティ(アル・アハリ)
サード・サミル(アル・アハリ)
アイマン・アシュラフ(アル・アハリ)
モハメド・アブデル・シャフィ(アル・ファテフ)
アーメド・ヘガジ(WBA=イングランド)
アリ・ガブル(WBA=イングランド)
アーメド・エルモハマディ(アストン・ビラ=イングランド2部)
オマル・ガベル(ロサンゼルスFC=MLS)

【MF】
タレク・ハメド(ザマレク)
マフムード・アブデル・アジズ(ザマレク)
シカバラ(アル・ラーイド=サウジアラビア)
アブダラー・サイド(KuPS=フィンランド)
サム・モルシー(ウィガン=イングランド3部)
モハメド・エルネニー(アーセナル=イングランド)
カハラバ(アル・イテハド)
ラマダン・ソブヒ(ストーク=イングランド)
トレゼゲ(カスムパシャ=トルコ)
アムル・ワルダ(アトロミトス=ギリシャ)

【FW】
マルワン・モフセン(アル・アハリ)
モハメド・サラー(リバプール=イングランド)

【監督】
エクトル・クーペル(アルゼンチン国籍)
 
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