「歴代W杯・アジア選手ベスト11」に日本勢から3名選出! ヒデ、ホンダ、そして意外にも…

2018年06月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

米メディアが企画。韓国から最多4名をチョイス!

新旧のアジアを代表する11名が集結! 日本からは02年大会で一世を風靡した“バットマン”宮本も名を連ねた。(C)SOCCER DIGEST

 いよいよ6月14日に熱戦の火蓋が切って落とされるロシア・ワールドカップ。その開幕戦で開催国ロシアに挑むのが、日本が最終予選で鎬を削ったサウジアラビアだ。アジア勢の先陣を切って登場する。
 
 これまで12の国と地域が世界最高峰に舞台に挑んだアジア勢。今大会では過去最多5つの代表チームを送り込む。日本、韓国、サウジ、イラン、そしてオーストラリアだ。いずれも苦戦必至の厳しいグループに組み込まれているが、長いワールドカップの歴史のなかで着実にステップアップを遂げてきた。
 
 1966年イングランド大会で北朝鮮が8強に食い込むセンセーションを巻き起こし、94年アメリカ大会ではサウジが堂々決勝トーナメントに進出。2002年日韓共催大会ではふたつのホスト国が揃ってラウンド・オブ16に駒を進め、韓国はアジア勢として初めてベスト4に到達した。前回ブラジル大会では4代表がすべてグループリーグ敗退の憂き目に遭っただけに、ロシアではそのリベンジを果たしたいところだ。
 
 そんななか、ワールドカップを戦ってきたアジア代表をフィーチャーしたのが、米スポーツ専門チャンネル『Fox Sports Asia』。アジア通のガブリエル・タン記者が独断と偏見で歴代のワールドカップにおける「アジア人選手オールタイム・ベスト11」を選出している。

 
 顔ぶれは以下の通りだ。
 
GK:イ・ウンジェ(韓国)
DF:ホン・ミョンボ(韓国)
DF:ルーカス・ニール(オーストラリア)
DF:宮本恒靖(日本)
MF:ユ・サンチョル(韓国)
MF:パク・チソン(韓国)
MF:メフディ・マハダビキア(イラン)
MF:中田英寿(日本)
MF:本田圭佑(日本)
FW:ティム・ケイヒル(オーストラリア)
FW:サミ・アル=ジャバー(サウジアラビア)
 
 誰もがその名を一度は聞いたことがある11名だろう。日本3名、韓国4名、オーストラリア2名、イラン1名、サウジ1名という内訳で、主に98年フランス大会以降に活躍した選手で構成されている。今大会に出場するのは本田とケイヒルが確定済み。一方でパク・チソンと並んで韓国史上最強プレーヤーとも謳われる現代表のエース、ソン・フンミンは選ばれていない。前回ブラジル大会に出場してノーインパクトに終わり、実績がまだ乏しいと判断されたのだろう。
 

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