コロンビア 2-1 コートジボワール|ポイントレビュー

2014年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

両チームの高度なプレーが披露された手に汗握る好勝負。

【ポイントレビュー】
 
 最後まで目が離せない、白熱した好ゲームとなった。
 
 前半は互いに点を取られないことを意識した慎重な出だし。攻撃には最低人数しかかけないが、それでもコロンビアはロドリゲスのポジショニングの良さとクアドラードのドリブル、そしてコートジボワールはトゥーレ・ヤヤのパスからチャンスを生み出す。
 
 ともに勝負をかけた後半、激しい攻防のなかで60分にドログバが登場。コートジボワールに勢いが生まれるが、先制したのはコロンビアだった。64分、CKからロドリゲスのヘッドが炸裂すると、さらに70分には中盤でのパスカットから途中出場のキンテーロがフリーで2点目を挙げる。
 
 対するコートジボワールは、73分にジェルビーニョが左サイドからドリブルで3人のDFをかわして1点を返し、なおも猛攻仕掛けたが、相手DF陣の粘りの前に、あと1点を奪うことができなかった。
 
 日本の3戦目の相手であるコロンビアは、ロドリゲスを中心に個人の技術とスピードが優れ、また戦術理解度が高いため、少ない人数でのカウンターも効果的。徹底的にDF陣の裏やスペースを突く動きは、相手にとっては脅威だった。また、リードを守り抜いたDF陣も非常に素晴らしかったが、反面、信じられない凡ミスを時折犯してピンチを迎える場面も強く印象に残った。
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