【W杯 大会8日目プレビュー】コロンビア対コートジボワール戦

2014年06月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

サイドを制した方が決勝トーナメントに大きく前進か!?

ギリシャ戦でふたつのアシストを決めたクアドラードが、コートジボワール戦でもキーマンとなる。 (C) Getty Images

グループC
コロンビアコートジボワール
13:00(日本時間20日1:00)キックオフ
ナショナル(ブラジリア)
 
【コロンビアの視点】
 
 3-0と大勝を飾ったギリシャ戦のスタメン11人が、この試合でも引き続き起用されるものと見られている。
 
 ホセ・ペケルマン監督はギリシャ戦では4-2-3-1システムを選択したが、多彩なフォーメーションを使いこなせるチームだけに、このコートジボワール戦では4-4-2や4-2-2-2などの採用もありうる。
 
 MFのフレディ・グアリンは出場停止処分が解けたが、一方でFWのカルロス・バッカが筋肉系の故障でプレーするのが難しい状況だという。
 
 キーマンとなるのは、右のファン・ギジェルモ・クアドラード、左のハメス・ロドリゲスという攻撃的サイドプレーヤー。このふたりが、コートジボワールのサイドを何度も崩せれば、得点チャンスも増え、ひいては勝利に大きく近づくことになる。
 
[得点者]1点:アルメロ、T・グティエレス、J・ロドリゲス
[警 告]1回:C・サンチェス
 
【コートジボワールの視点】
 
 怪我を押して初戦に出場したトゥーレ・ヤヤは、まだ万全の状態とは言えない。さらに、その日本戦で膝を負傷したFWディディエ・ヤ・コナンが戦線離脱。前線の貴重な駒だけに、少なからず影響がありそうだ。同じく日本戦でふくらはぎを痛めた左SBのアルトゥーロ・ボカに関しては、出場は可能と見られている。
 
 重要なのがサイドプレーヤーの働き。ウイングのジェルビーニョとサモロン・カルー、セルジュ・オーリエとボカの両SBがサイドの攻防で優位に立てれば、コロンビアの攻撃を減退させられる。特に右ウイングのクアドラードが守備に労力を割かざるを得ない展開に持ち込みたい。
 
 日本戦の殊勲者、ディディエ・ドログバの起用法も注目される。まだコンディションが整わずフル出場は無理なようで、日本戦同様に勝負どころでの途中投入となりそうだ。
 
 連勝を飾れば、日本対ギリシャ戦の結果いかんで突破が決まる。ここでコロンビアを叩き、ともにコンディションに不安を抱えるトゥーレ・ヤヤとドログバの両主軸を第3戦で温存できれば、コートジボワールにとっては理想的な展開となる。
 
[得点者]1点:ボニ、ジェルビーニョ
[警 告]1回:バンバ、ゾコラ
 
 
◆対戦成績&試合結果
 
コロンビア
対戦なし
コートジボワール
 
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部
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