【U-21代表】先制弾を奪った三好康児。痛恨の逆転負けも手応えを感じたポイントは?

2018年05月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

シャドーの位置で存在感を示した三好は確かな手応えを感じている

相手のギャップでボールを受けると、積極的にドリブルで勝負を仕掛けた。写真:佐藤博之

【トゥーロン国際大会・グループステージ1節】U-21日本代表 1-2 U-21トルコ代表/5月28日/トゥーロン 

 まさかの逆転負けにも日本の10番は確かな手応えを得たようだ。
 
 28日(日本時間29日)、トゥーロン国際大会の初戦でトルコと対戦したU-21日本代表は1-2で敗戦を喫した。
 
 試合後、三好康児(札幌)は初戦を振り返り、守備の課題について言及。「試合を終わらせるところで課題が残ったと思う」とリードを奪いながらも、終盤に力尽きた戦い方を改善点に挙げた。

 ただ、攻撃の話題になると話は別。後半開始早々にキレのある動きからネットを揺らし、それ以外でも「序盤から間でボールを受けて、自分と司でチャンスを作れていた。前半も苦しい時間帯がありましたが、後半の頭にまず1点を取れたところまでは自分たちの思い通りだった」という日本のアタックを力強く牽引した。
 
 とりわけ、手応えを感じたのは強靭なフィジカルを持つ相手を自慢のパスワークで崩せた点だ。「身体は強いですけど、一人ひとりがいいポジションを取って連係のなかで相手を崩すことができれば、相手にボールを触れさせないで崩すことはできた」という三好の言葉からも、トルコ戦では効果的に攻撃を繰り出せたことが伺える。
 
 次の相手はポルトガル。欧州でも屈指の実力を持つ難敵だ。「試合を通じてチャンスは作れていたし、1点奪うことはできた」という自信を胸に、三好はイベリア半島の強国に挑む。

【U-21日本代表PHOTO】トゥーロン国際大会2018招集メンバー20人
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