５月24日、アンドレス・イニエスタがバルセロナから神戸に移籍することが正式に発表された。日本に大きな衝撃をもたらした世界有数のクラッキは都内で会見に臨み、その場で背番号８のユニホームも披露した。

　ただ、現在、神戸では８番を三田啓貴が背負っており、現状でＪリーグの規則上はシーズン途中の背番号変更は認められていない。
 

　そのため、今後どのような形で決着するかは不明だが、イニエスタと三田の間でしっかりと合意がなされたことだけは間違いないようだ。イニエスタが背番号８を譲渡してもらう際の裏話を三木谷浩史オーナーが自身の公式ツイッターで投稿している。三木谷オーナーは「昨日の一番の感動　イニエスタが三田選手に自分から電話をして、大切な背番号を譲ってくれてありがとうと丁寧に話をしたこと。やはり我々の判断は間違ってなかったと思いました」とつぶやき、イニエスタから三田に直接連絡があったことを明かした。

　Ｊリーグが発行している『Jリーグ規約・規程集 2018』のユニホーム要項第６条には「選手番号は事前にJリーグに登録しなければならず、シーズン途中の変更は認めないものとする。ただし、2種トップ可、特別指定選手制度により出場が認められた場合、この限りではない」と記載されているが、一部報道によるとルール改定が検討されているという。

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