【日本代表】負傷中の乾貴士が合宿中初の屋外練習!気になる怪我の具合と復帰時期は?

2018年05月23日 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

怪我は回復の兆しが。復帰の時期に関しては...

練習には一番乗りでグラウンドに現われ、スタッフに見守れながらリフティングを行なった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 5月30日のキリンチャレンジカップ・ガーナ戦に向け、21日から合宿を行っている日本代表。3日目となった23日には右太ももの負傷で屋内調整が続いていた乾貴士(エイバル)が、今活動中初めてピッチに姿を見せた。
 
 誰よりも早くグラウンドに登場した乾は、ボールの感触を確かめるようにリフティング。その後、全体練習が始まると屋内へと戻ったが、30分後に再びピッチに現れるとグラウンドの周りを歩くメニューなどでリハビリを行なった。
 
 練習後、取材に応じた乾は現在の状況について説明。この2日間は「治療を中でしていて、体幹とか治療を優先していました」と語り、怪我に関しては「徐々に良くなっていますし、打撲なので今は様子見で徐々に直していく感じです。怪我は太ももの前で出血はちょっと(あった)。そんなに詳しいことは言えないですけど。徐々に治ってきているので、ゆっくり治していこうと思います」と少しずつではあるが、回復に向かっているとした。
 そして、久々に外でトレーニングをした感想について聞かれると、「中でやるのはしんどかった。中よりも外でわいわいしているほうが好きなので、久しぶりに外に出て気分的にもリラックスもできたので良かった」と笑顔を見せた。仲間たちと外の空気を吸う機会は、屋内での調整が続いていた乾にとって良い気分転換になったようだ。
 
 復調に向けて歩みを進めている乾。そうなると、気になるのは戦列復帰のタイミングだ。そこに関しては、「ガーナ戦に関しては(ドクターなどと)話し合っていないです。ただ、とりあえずそこに合わせたいですし、アピールする場なので合わせられるようにまずはやっていきたい」とガーナ戦に標準を合わせていることを明かした。
 
 今季スペインで大活躍を見せた乾は、果たしてガーナ戦に間に合うのか。今後の動向に注目が集まる。
 
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)

【画像集】ロシアW杯へ向けて、いよいよ西野ジャパンが本格始動!!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事