メッシらが順当選出され、セリエA得点王イカルディが選外に…アルゼンチン代表がW杯登録メンバー23人を発表!

2018年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

サンパオリが示唆した本大会の布陣は?

大黒柱メッシが中心となったメンバー選考となったアルゼンチン。32年ぶりの世界制覇へ万全の陣容で臨む! (C) Getty Images

 現地時間5月21日、アルゼンチン・サッカー協会がロシア・ワールドカップの登録メンバー23人を発表した。

 今月14日に発表していた予備登録メンバー35人の中からホルヘ・サンパオリ監督は、リオネル・メッシやセルヒオ・アグエロ、ゴンサロ・イグアイン、ハビエル・マスチェラーノ、アンヘル・ディ・マリアら4年前から中核を担ってきたメンバーを順当に選出した。

 また、大抜擢の可能性が国内メディアで指摘されていたラウタロ・マルティネス、リカルド・セントゥリオンが選外となり、南米予選未招集だったSBクリスティアン・アンサルディとMFマキシミリアーノ・メサ、さらに代表初招集で注目を集めたGKフランコ・アルマーニがサプライズ選出されている。

 その一方で、同胞マキシ・ロペス(トリノ)から妻ワンダ・ナラを寝取った一件が尾を引いてチームメイトの印象が悪いと言われていたマウロ・イカルディは、今シーズンのセリエA得点王(29点)となるなど好調ぶりをアピールしていたが、23人枠から漏れた。

 昨年5月の就任以来、短期間でチームの立て直しに尽力してきたサンパオリは、「我々はピッチで次元の違いを見せたい。対戦相手が我々を支配できないようなゲームを進めるために基盤となる2-3-3-2のシステムを体得しなければならない」と本大会に向けたチームプランを明かし、また絶対的エースのメッシについても言及した。

「我々はメッシを何試合かの親善試合で試すことができなかった。だが、彼は万全の状態でW杯に臨んでくれるだろう。私は何度もメッシと話し合ってきた。彼は非常に燃えているし、心身ともにベストな時期にあるね」

 決勝でドイツに競り負けた前回大会の雪辱に燃えるアルゼンチンは、まずはグループDで、アイスランド、クロアチア、ナイジェリアと対戦する。

 アルゼンチン代表のW杯登録メンバー23人は以下の通り。
 

【GK】
セルヒオ・ロメロ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
ウィリー・カバジェロ(チェルシー/イングランド)
フランコ・アルマーニ(リーベル)

【DF】
ガブリエル・メルカド(セビージャ/スペイン)
エドゥアルド・サルビオ(ベンフィカ/ポルトガル)
ハビエル・マスチェラーノ(河北華夏幸福/中国)
ニコラス・オタメンディ(マンチェスター・シティ/イングランド)
フェデリコ・ファシオ(ローマ/イタリア)
マルコス・ロホ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス/オランダ)
マルコス・アクーニャ(スポルティング/ポルトガル)
クリスティアン・アンサルディ(トリノ/イタリア)

【MF】
マヌエル・ランシーニ(ウェストハム/イングランド)
マキシミリアーノ・メサ(インデペンディエンテ)
ルーカス・ビグリア(ミラン/イタリア)
エベル・バネガ(セビージャ/スペイン)
ジオバニ・ロ・チェルソ(パリSG/フランス)
アンヘル・ディ・マリア(パリSG/フランス)
クリスティアン・パボン(ボカ)

【FW】
パウロ・ディバラ(ユベントス/イタリア)
リオネル・メッシ(バルセロナ/スペイン)
セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ/イングランド)
ゴンサロ・イグアイン(ユベントス/イタリア)

【監督】
ホルヘ・サンパオリ(アルゼンチン国籍)
 
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