仏リーグ最終戦の疲れも見せず酒井宏樹が帰国! W杯へ「前向きにやっていきたい」

2018年05月21日 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

マルセイユで今季躍動した酒井宏樹が掲げたロシアW杯での目標は?

シーズン終盤に負傷するも今季は33試合に出場。クラブ同様に代表でも活躍が待たれるところだ。(C) SOCCER DIGEST

 21日の午後、日本代表の酒井宏樹(マルセイユ)が帰国し、目前に迫ったロシア・ワールドカップに向けて心境を語った。
 
 18日に発表されたキリンチャレンジカップ・ガーナ戦のメンバーに名を連ねている右サイドバックは、帰国前日の夜に行なわれたリーグ・アン最終節のアミアン戦(2-1)の疲れも見せずに取材に対応。

 まず、今季を振り返り、「良いシーズンでしたけど、結果的にはタイトルを取ることができず、完全に満足が行くシーズンではありませんでした。(リーグやEL)タイトルが取れず、チャンピオンズリーグの出場権もそうですし、来年に向けてというところで目に見える結果を手にすることができなかった」と、手応えを語りつつも今季の結果に悔しさを覗かせた。
 これから合流をする代表合宿に向けては、「監督もメンバーも変わっているので、短い時間ですが、やれることだけをやって前向きにやっていきたい」とコメント。「クラブと代表は違うのでどれを還元できるかは全く分からないけど、シチュエーションや出すべきタイミングで出せればいいと思います。それがどういうものかは分からないですけど、とにかくやれることをやれればいいかなと思う」と代表活動へ意欲を示し、フランスでの経験をワールドカップで生かしたいと語った。
 
 シーズン終盤に負った左膝の負傷は気になるところだが、リーグ戦では最終節まで2試合連続でフル出場。コンディションも徐々に上がってきており、酒井は「チームとして1試合でも多く(試合を)やりたいですし、グループステージ突破を目指してやっていきたい」と、2大会ぶりの決勝トーナメント進出へ向けて意気込んだ。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)

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