名古屋が13戦勝ちなしで中断期間へ…風間監督が考える修正案は「個人の力を高める」

2018年05月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分たちの技術に自信を持って挑んでくれたが、ミスが出てしまった」

風間監督は「個人のところでミスが起きている」と指摘した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ15節]名古屋2-3柏/5月20日/豊田ス
 
 不振の名古屋が、今季10敗目を喫した。ワールドカップによる中断期間に入る前に何とか勝星を掴みたかったが、ホームに柏を迎えた15節でも2-3の敗戦。これで13戦勝ちなしだ。
 
 風間監督は柏戦を振り返り、「自分たちの技術に自信を持って挑んでくれたし、自分たちの武器を持ちながら戦ってくれたという部分では、今日は良かったと思います」と選手を称えつつ、「ただ、ミスを出してしまった。そこは学ばなければならない」と反省を口にした。
 
 1失点目は左サイドを崩されたもので、2失点目はセットプレー。3失点目はDFの集中力を欠いたプレーが原因だった。
 
 風間監督はこうした失点について、「個人のところでミスが起きているので、そういう意味ではピンチになっているわけではない」と分析し、解決策についても「それは個人の力を高める。それから集中。そういう時間でいかに集中するかを含めてしっかりやっていかなければならない」と述べた。
 
 現在、名古屋は最下位で勝点は9。14得点はリーグワースト2位で、30失点はリーグ最下位だ。

 攻守ともに機能していない現状を打破するために、中断期間での立て直しが求められているが、果たして「個人の力を高める。それから集中」という修正でチームは上向くのか。風間監督の手腕が問われる。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事