オーストラリアがその“着地点”となるのか
MLSかスペインか、それとも豪州か。本田はロシアの地で今一度声価を高め、次なる舞台へと歩を進める。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)
金曜日、ガーナ戦に臨む日本代表メンバー27名が発表された。今週末には欧州のシーズンカレンダーが終了し、Jリーグも中断期間に突入。いよいよワールドカップモードが加速する。
4年に一度のワールドカップは、出場する選手たちにとってみずからの価値を高める格好の舞台であり、アピールの場でもある。そこでの活躍によってステップアップ移籍の成功を掴んだ選手は数知れない。それはビッグネームも例外ではないのだ。
4年に一度のワールドカップは、出場する選手たちにとってみずからの価値を高める格好の舞台であり、アピールの場でもある。そこでの活躍によってステップアップ移籍の成功を掴んだ選手は数知れない。それはビッグネームも例外ではないのだ。
今回、米スポーツ専門チャンネル『FOX SPORTS』が企画したのが「ロシア・ワールドカップで巨大なオファーを勝ち取りたいスター10人」。レアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドが熱視線を送るネイマール、同じくマドリーが引き抜きを画策するエデン・アザール、さらにはバルセロナと合意間近とも言われるアントワーヌ・グリエーズマンら錚々たる顔ぶれの中に、日本代表の本田圭佑も名を連ねた。同メディアは、「今大会で存在を示せば、Aリーグ(オーストラリア・リーグ)からの関心はさらに高まるだろう」と記し、こう続けている。
「日本のスター、ケイスケ・ホンダはメキシコ・パチューカでの輝かしいシーズンを終え、フリーエージェントとなる。その動向を追うのがAリーグで、すでに(年俸制限のない)マーキー・プレーヤーとしてリーグ側がリストアップ。希望するクラブの獲得をバックアップするという。世界最高の舞台でサムライブルーの躍進に貢献し、グッドパフォーマンスを見せて良い条件を引き出したい」
本田にはAリーグ勢のほか、リーガ・エスパニョーラやMLS(メジャーリーグサッカー)のクラブも興味を示しているが、同メディアはオーストラリアが"着地点"と見なしているのだ。はたして稀代のカリスマは複数の選択肢からどんな決断を下すのか。結論は大会終了まで待つしかない。
「日本のスター、ケイスケ・ホンダはメキシコ・パチューカでの輝かしいシーズンを終え、フリーエージェントとなる。その動向を追うのがAリーグで、すでに(年俸制限のない)マーキー・プレーヤーとしてリーグ側がリストアップ。希望するクラブの獲得をバックアップするという。世界最高の舞台でサムライブルーの躍進に貢献し、グッドパフォーマンスを見せて良い条件を引き出したい」
本田にはAリーグ勢のほか、リーガ・エスパニョーラやMLS(メジャーリーグサッカー)のクラブも興味を示しているが、同メディアはオーストラリアが"着地点"と見なしているのだ。はたして稀代のカリスマは複数の選択肢からどんな決断を下すのか。結論は大会終了まで待つしかない。