「ナガトモがいるのになぜ?」ガラタサライが大物SBに熱視線! 長友佑都の完全移籍はどうなる!?

2018年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ユーベとの契約が満了となるアサモアに白羽の矢

自身初のリーグタイトル奪取が目前の長友。契約問題もすっきりさせて、日本代表に合流したいところだ。(C)Getty Images

 5月30日のガーナ戦に臨む日本代表メンバーにしっかり名を連ね、自身3度目のワールドカップ出場に邁進する長友佑都。いよいよ日曜日、シーズンラストを飾る大一番を戦う。
 
 トルコ・シュペルリギで首位を走るガラタサライは、最終節に敵地で行なわれるギュズテペ戦で引き分け以上の結果を残せば、3シーズンぶり21回目のリーグ優勝が決まる。もし実現すれば、FC東京、チェゼーナ、インテルでプロキャリアを刻んできた長友にとって、初のリーグタイトル奪取となる。
 
 1月末のガラタサライ入団以降、14試合連続でフルタイム出場を続けており、ピッチ内外でプレゼンスを発揮してきた。クラブ首脳部にファティフ・テリム監督、そしてその過激さで知られるサポーターの信頼をも勝ち取り、選手本人を含めて、いまや誰もがインテルからの完全移籍を望んでいる。だが、交渉はいまひとつうまく進んでいない。その買い取り額で両クラブ間に隔たりがあるうえ、インテルの来シーズンに向けたチーム編成が不確定なのも多分に影響しているようだ。

 
 さまざまな情報が錯綜するなか、5月18日にイタリアやトルコのメディアが報じたのが、ガラタサライのとある大物選手への関心だ。ユベントスとの契約が今シーズンいっぱいで満了となるガーナ代表の左SB、クワドォー・アサモアで、テリム監督が獲得を切望しているという。
 
 アサモアと言えば、インテルへの移籍が目前と考えられてきた。その成立をもって長友の去就も定まるというのが大方の見方だったが、まさに急転直下の展開だ。トルコ全国スポーツ紙『Sporx』がアサモアのコメントを紹介している。
 
「ユーベから契約延長の話をもらったけど、いろいろ考えて、新たな活躍の場を探すことに決めた。巷ではインテルと僕の契約が成立したとか言われているね。でもまだなにも確定はしてないよ。実際にはイングランドやトルコからいくつかの良いオファーをもらっている。ユーベでは本当に充実した素晴らしい時間を過ごすことができた。新天地に関してはあとで後悔しないように、慎重に吟味して判断したい」
 

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