【日本代表】西野監督が本田と香川の選出理由に言及。「彼らは代えが利かない」

2018年05月18日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「香川についてはデリケートに考えないといけない」

5月18日にガーナ戦のメンバーを発表した西野監督。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 2018年5月18日、ガーナとの親善試合(5月30日)に向けたメンバー27名が発表された。GKは川島永嗣、中村航輔、東口順昭、DFは吉田麻也、長友佑都、酒井宏樹、槙野智章、酒井高徳、昌子源、遠藤航、植田直通。MFが長谷部誠、青山敏弘、本田圭佑、乾貴士、香川真司、山口蛍、原口元気、宇佐美貴史、柴崎岳、大島僚太、三竿健斗、井手口陽介、FWは大迫勇也、武藤嘉紀、岡崎慎司、浅野拓磨という顔ぶれだった。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任(4月7日に契約解除)を受け、日本代表監督に就任した西野朗氏は今回のメンバー選考について「あくまでガーナ戦に向けての」と断りを入れていた。

 基本的にはこの27名から最終登録メンバーの23名が選ばれる予定だ。西野監督は香川と本田の選出理由に以下のように述べている。

「彼らのトップフォームのパフォーマンスは代表の中でも中心選手というものです。ただ、香川についてはデリケートに考えないといけない。3か月近く実戦をやっていないような状態での招集なので、このキャンプでコンディションを確認したい。最終的に入ってもらいたいメンバーであるのかどうかをキャンプを通じてでないと判断できない。代えの利かない選手ですから、トップフォームに戻ることを期待したい」

「(本田については) ステージが中南米(メキシコ)で違ったコンディションでやれていることと、代表でのトレーニングでパフォーマンスをチェックしたい。彼らのプレーというのはご存知の通り、欠かせない。そういうパフォーマンスを維持して、代表チームに貢献してもらいたい」

 岡崎を含め"欠かせない"とコメントした西野監督。このビッグ3を中心としたチーム作りが進められるということだろうか。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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