「最高のテクニック!」「指揮官の理想」ブレーメン入団目前の大迫勇也をご当地メディアが早くもベタ褒め

2018年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

7~8人の新アタッカーリストの上位に

ブレーメン入団が確実と報じられている大迫。ワールドカップ前には新天地を定めたいところだ。(C)Getty Images

 日本代表FW大迫勇也のヴェルダー・ブレーメン入団が、いよいよ正式に決まりそうだ。
 
 5月15日、ドイツ・メディアの『DEICH STUBE』が「1FCケルンのユウヤ・オオサコのヴェルダー・ブレーメン行きがほぼ確定した。すでにメディカルチェックを終えている」と第一報を発すると、他のメディアもこぞって追随。そんななか、移籍の舞台裏や大迫のプレースタイルなどを大々的に伝えたのが、ブレーメンの地元メディア『MEIN WERDER』だ。
 
 まずはツイッター上でひとつの動画をアップ。ブレーメン最大の医療施設であるリンクス・デア・ヴェーザー病院での診断を終え、スタッフとともに帰路につく大迫の様子を紹介した。加えてブレーメンの補強計画や競合したクラブ、移籍金の予測について綴っている。
 
「ケルンからはレオナルド・ビッテンコートがやって来ると思っていたが、彼はホッフェンハイムを選択した。代わりに入団するのがオオサコだ。ブレーメンはこの夏、大幅な攻撃陣の刷新を図る。オオサコはビッテンコート、さらには獲得第1号となったケビン・メーバルト(2部ニュルンベルクから)らとともに、7~8人の新アタッカーリストの上位に名を連ねていた。ブレーメンはメディカルチェック後の火曜日に正式発表をしなかったが、間違いなく移籍は成立するだろう」

 
 競合相手は、ハノーファー96と2部王者フォルトゥナ・デュッセルドルフだったという。後者には宇佐美貴史、原口元気が所属しており、来シーズンは「日本代表トリオ」での揃い踏みも期待されていた。だが『MEIN WERDER』は、「フォルトゥナにとってオオサコは高価過ぎた」と分析する。
 
「ハノーファーとフォルトゥナも噂に挙がる候補だったが、フォルトゥナにとっては端からオオサコの獲得は厳しかったのだ。高価過ぎたのである。指揮官のフリードヘルム・フンケルはかつて1860ミュンヘン時代にオオサコを指導しており、獲得を望んでいたようだが、日本人アタッカーはブレーメンを選んだ。彼は(ブレーメンの監督である)フロリアン・コーフェルトにとっても理想の選手なのだ」
 
 注目の移籍金は「600~800万ユーロ(約7億8000万円~約10億4000万円)。ケルンとの契約が2020年夏までと考えれば、その下限(600万ユーロ)になるだろう」と予測している。
 

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