ネイマールがR・マドリー行きの噂にうんざり…「正直言ってうっとうしいよ」

2018年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーかマンUかを問われたネイマールの答は?

パリで行なわれた表彰式に自慢の私服で登場したネイマール。しかし、その表情はどこか曇っていた。 (C) Getty Images

 移籍騒動の渦中にあるセレソンの至宝が注目発言だ。

 現地時間5月13日にフランス・プロサッカー選手協会が選ぶ今シーズンのリーグ・アン最優秀選手賞が発表され、パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWのネイマールが受賞した。

 昨夏にバルセロナからパリSGへ史上最高額の2億2200万ユーロ(約284億円)という移籍金でやってきたネイマールは、2月25日のマルセイユ戦(リーグ・アン27節)で右足の第五中足骨を骨折し、シーズンのラスト3か月は離脱を余儀なくされたものの、リーグ戦20試合に出場して19ゴール・13アシストという好成績を残していた。

 受賞に際して、「とても光栄なことだ。でも、スタッフやチームメイトの助けなしでは獲得できなかった」と謙虚に語ったネイマールだが、シーズンが終わった現在は、今夏の去就を巡る移籍騒動の渦中にある。

 

 スペイン紙『AS』は、父親がパリSGに対してネイマールの退団意志を伝えたと報じ、一部ではレアル・マドリーが、移籍金2億6000万ユーロ(約338億円)を用意しているとも言われている。

 また、英紙『Mirror』は、マンチェスター・ユナイテッドが移籍金2億2700万ユーロ(約295億円)と高額年俸を用意しているとも報じていた。

 そんな一連の去就報道に対して、ネイマールはうんざりした様子で次のように口を開いている。英国メディア『Sky Sports』が伝えた。

「マドリーかユナイテッドかって? 僕がここに何をしに来たのか、どういう目標を抱えているのかは、だれもが知っているはずだ。移籍市場のオープンが近づくと毎回こういう話が出てくる。もう何も話したくない。今の目標はW杯に出ることだし、正直言ってうっとうしいよ」

 過熱する自身の去就報道に苦言を呈したネイマール。いまはロシアでピッチに返り咲くため、外野の喧騒にかまっている暇はない、といったところだろうか。
 
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