川崎が劇的な逆転勝利!J1デビューの鈴木雄斗がAT弾!柏はまたも終盤に失点…

2018年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

86分に途中出場した背番号27の渾身ヘッドが炸裂!

鈴木は出場からわずか6分後に決定的な仕事をした。写真:徳原隆元

[J1リーグ14節]柏1-2川崎/5月12日/三協F柏
 
 まさに劇的な逆転劇だった。
 
 三協フロンテア柏スタジアムで行なわれた、J1リーグ14節の柏対川崎戦。1-1で迎えた90+2分に、川崎の鈴木雄斗が決勝点を決めたのだ。
 
 伊東純也に先制を許した川崎は、58分に小林悠が豪快なミドルを沈めて同点に持ち込む。そうして迎えた試合終了間際のアディショナルタイム。86分に途中出場した背番号27が、長谷川竜也のクロスをファーサイドで待ち構え、渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。鈴木はJ1初出場で初ゴール。しかも、チームの連敗を止める殊勲弾という会心の働きだ。
 
 試合後のフラッシュインタビューでは、自身のゴールを「竜也とは結構ファーを狙おうと話していた。最初は中に入ろうかと思っていたんですが、DFがかぶるなと思ったので、上手く合わせられて良かったです」と振り返り、「チームが2連敗していたので、ここから優勝するために絶対に勝とうという気持ちで臨んでいました。勝てて良かったです」と勝利を喜んだ。チームの苦境を救った一発は、本人にとっても忘れられないゴールになったことだろう。

 川崎はこの勝利で勝点を24に伸ばし、暫定4位に浮上。一方の柏は前節の磐田戦に続く連敗で、暫定11位に後退している。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事