【J1採点&寸評】仙台1-3広島|決定力を見せたエースがMOM!ドリブル弾で魅了した18番も最高評価に

2018年05月12日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

仙台――奧埜の奮闘は光ったが…

【警告】仙台=なし 広島=パトリック(17分)、佐々木(59分)
【退場】仙台=なし 広島=なし
【MAN OF THE MATCH】パトリック(広島)

[J1リーグ14節]仙台 1-3 広島/5月12日/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 5.5                               
幸先よく先制点を奪い、ポゼッション率でも上回った。しかし、決定的なチャンスはごくわずかであり、相手にとって怖くないボール回しに終始した。
 
【仙台|採点・寸評】
GK
21 関憲太郎 5.5
果敢な飛び出しで最終ラインの裏のスペースをケア。どれもセーブが困難なシュートだったが、3失点は評価できない。
 
DF
34 椎橋慧也 5
2失点目のシーンでは、青山へのプレスが曖昧だった。持ち場を離れてスペースを空けてしまい、自由を与えた柏に得点されてしまった。
 
27 大岩一貴 4.5
ゴールを許した柏との1対1は軽率なディフェンスだった。ダメ押しの3失点目もパトリックのドリブルのコースをがら空きにした。
 
39 金 正也 5.5
パトリックとのエアバトルは互角以上の戦いだった。それだけに、失点につながった89分のドリブル突破は悔やまれる。
MF
17 富田晋伍 5.5(72分OUT)
パスを捌いて攻撃を組み立て、アンカーとして守備にも奔走。しかし、チームを助けられるだけのプレーはできなかった。
 
7 奧埜博亮 6.5(76分OUT)
12分、クロスのこぼれ球を拾い、左足で先制ゴールをゲット。前半終了間際にもバー直撃のヘッドを放ち、相手DFにとって最も脅威な存在になっていた。
 
23 中野嘉大 5.5
パスをもらえばドリブルで攻撃のアクセントになった。しかし、欲を言えばもっとボールを受けたかった。
 
4 蜂須賀孝治 6
12分、右サイドから質の高いアーリークロスを送り、先制弾をアシスト。ドリブル突破もチャレンジし、対峙した佐々木を困らせていた。
 
40 関口訓充 5.5(63分OUT)
積極的にドリブルを仕掛け、左サイドを崩しにかかった。パスやクロスも高水準のプレーを見せていたが、得点につなげられなかった。

【PHOTO】広島がパトリックの2発&柏の超絶ドリブル弾で仙台に逆転勝ち!

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