鹿島がACLラウンド16で上海上港に先勝!鈴木優磨が2ゴール!3-1でアウェーの第2戦へ

2018年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

第2戦は5月16日に開催

鈴木(9番)が少ないチャンスをしっかりとモノにしてチームを勝利に導いた。写真:徳原隆元

[ACLラウンド16第1戦]鹿島3-1上海上港/5月9日/カシマ
 
 ACLラウンド16・鹿島対上海上港の第1戦が9日、カシマスタジアムで行なわれ、鹿島が3-1で勝利した。
 
 日本勢で唯一、決勝トーナメントに進出した鹿島は、開始早々のCKからチャンスを迎える。遠藤康のクロスが一度は撥ね返されるが、ルーズボールを拾って再び遠藤がクロスを供給。これがゴールポストに当たり、こぼれ球に反応した昌子源がボレーを狙ったが、当たり損ねてチャンスを逃した。
 
 8分に西大伍のミスからカウンターを食らってピンチに陥ったが、オスカールとの1対1をGKクォン・スンテがファインセーブでしのぐ。すると、11分に再びチャンス到来。丁寧にボールを繋いで揺さぶりをかけ、フリーになった永木亮太がミドルでゴールを狙った。


 攻撃が機能する鹿島は、20分過ぎにパスワークで右サイドを崩し、フリーで抜け出した西がグラウンダーのクロスを上げる。必死に戻った上海上港DFにクリアされてしまったが、中央の鈴木優磨に渡れば1点という場面を作った。
 
 そうして迎えた前半終了間際の43分。鹿島が待望の先制点を奪う。永木がCKからクロスを上げると、混戦からボールがゴール方向に転がる。これはGKのファインセーブにあったが、こぼれ球に詰めた鈴木が豪快に蹴り込んだ。
 
 このゴールでさらに勢い付いた鹿島は、さらに後半立ち上がりの49分。またもセットプレーからゴールを奪う。遠藤がCKからニアサイドにクロスを上げると、相手DFがクリアミス。西が素早く反応し、そのまま押し込んで2点目を挙げた。
 
 その後、鹿島は上海上港の猛攻に受けて何度もピンチを迎える。68分に自陣でのミスからウー・レイにミドルシュートを許し、さらに72分、73分とセットプレーから立て続けにゴールを脅かされた。
 
 しかし、ポストに当たって救われるなど運にも恵まれたホームチームは、75分に左サイドでドリブル突破を仕掛けた安西幸輝のクロスに鈴木が飛び込み、身体で押し込んでリードを広げる。直後の76分に一瞬の隙を突かれてエウケソンにゴールを奪われたが、そのまま3-1で第1戦をモノにした。
 
 アウェーゴールを許したものの、ホームでの第1戦で2点のリードを奪ったのは上出来だろう。第2戦は5月16日、中国の上海体育場で日本時間21時にキックオフされる。

【ACL 鹿島 3-1 上海上港 PHOTO】鈴木が先制弾! 3点を奪った鹿島が攻守に渡って上海を圧倒
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