「今は状態が良くない」C・ロナウド、クラシコで負傷交代…マドリーの欧州3連覇へ暗雲

2018年05月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

C・ロナウドの負傷にジダンの見解は?

負傷後は痛みを堪えながらプレーしていたというC・ロナウド。前半のみでベンチへ退いたが、その状態は……。 (C) Getty Images

 前人未到のチャンピオンズ・リーグ(CL)3連覇に暗雲が広がっている。

 現地時間5月6日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第36節、バルセロナとの『エル・クラシコ』で、レアル・マドリーの絶対的エースであるクリスチアーノ・ロナウドが負傷交代を余儀なくされ、前半でピッチを去ったのだ。

 伝統の一戦においてC・ロナウドは堂々たるプレーを披露。15分には自らが起点となったプレーからカリム・ベンゼマの折り返しをゴール前で押し込んで同点を挙げてもいた。そんなポルトガル代表FWは後半開始前にマルコ・アセンシオと交代していた。
 

 スペイン紙『Marca』が伝えたところによれば、試合後、マドリーの指揮官ジネディーヌ・ジダン監督は、前半にも治療を受けていたC・ロナウドの状態について、「今、クリスチアーノは良くない状態にある。だが、私は大きな問題にはならないと見ている。どうなるか様子を見よう」とコメントしている。

 同紙によれば、初期診断では、足首の軽度の捻挫だと見られているが、仮にフランス人指揮官の見解が外れ、重傷となれば、今月26日にウクライナのキエフで行なわれるリバプールとのCL決勝に欠場する可能性も出てくる。

 ここまでチームトップの43ゴールを挙げ、CLの舞台でも数々の記録を更新しているC・ロナウド。そんな大黒柱を失えば、マドリーの欧州3連覇に黄信号が灯ると言っても過言ではないはず……。

 はたしてC・ロナウドの足は、マドリーにとって今シーズンの大一番となるCL決勝までに回復するのだろうか。
 
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